アバターを抜きついに『歴代映画興行収入第1位』となり名実共に世界最高の映画となった『アベンジャーズ エンドゲーム』
その衝撃のラストシーンで編集も完全に完了していながら本編では上映されなかった未公開シーンが公開されました!
【※動画または、これ以降の記事ではアベンジャーズ エンドゲームのネタバレを含みます】
まずは、公開された未公開シーンの動画をご覧ください。
この未公開シーンを見て衝撃が走った人は多いのではないだろうか!
本編映像ではアイアンマンことトニースタークの戦場での死のシーンから葬式のシーンへと場面が切り替わるが、この未公開シーンは葬式のシーンの別バージョンとして撮影されたものだという。
未公開シーンの動画では、本編同様に息を引き取ったトニーの頬にペッパー・ポッツが口づけをし、胸に頭を寄り添わせ涙する。それをキャプテン・アメリカとソーが静かに見守るところから始まる。
そして、ここより先が未公開シーンである。
キャップ、ソーに引き続き、トニーを見つめるホークアイ。そして何も言わずに片膝をつきわずかに目を閉じてトニーへ敬意を表する仕草を見せる。
それに引き続きブラックパンサー、キャプテン・マーベル、スター・ロード、ネビュラ、ヴァルキリー、アントマン、キャプテン・アメリカが片膝をつく、そしてこの結末を知っていたであろうドクター・ストレンジは何か思いを巡らせているようにトニーを見つめる様子をみせ、他キャラクターより長く時間を費やして膝をつくシーンを演出している。
そして、重要なシーン!
なんと過去からやってきたガモーラが生きており一人どこかへ歩み去っていく・・・。
エンドゲーム本編ではガモーラの生死や行方はわかっておらず(おそらく生きているであろうとは皆さん察していたとは思いますが)モヤモヤしていたのですが、この映像からガモーラは塵になっておらず生きていることが判明しました。映画本編の最後にガーディアンズたちがガモーラを探して旅に出ることに希望が見えてきて嬉しくなりました。
そして、ワンダやバッキーやシュリ、ドラックスが片膝をつき何が起こっているかわからずあたりをキョロキョロしながらしゃがみこむマンティスが映りトニーとペッパーから遠ざかるようにカメラが引いて生きます。ここでウォーマシンのローディが一瞬映っているのですが、ローディだけは膝をつくことなくさらにトニーに背を向けてうつむいています。もっともトニーと付き合いの長いローディがこの現実を認めたくないという思いが伝わってきて見つけた時は涙が出そうになりました。
そして未公開シーンは終了します。
今回この未公開シーンには葬式シーンと同じBGMが使用されていることから、葬儀シーンのようにラストシーンで使用するものであったことがわかります。
アンソニー&ジョー・ルッソ監督はこの未公開シーンについて、「感動的な演技の美しいシーンであるが、トニーの葬儀よりも前に撮ったものなのです。最終的に、葬儀のシーンの方がより心に響くと判断した」と語っています。
個人的にはこの未公開シーンは感動するのですが、やはり葬式のシーンの方がよりトニーの死を印象付け、さらに未来へと突き進む希望も見えていいと思いました。さすがに両方のシーンを詰め込んだ場合ちょっとやりすぎ感がありそうなのでやはり葬式のシーンのみで正解だったのではないかと思います。
このシーンも9月発売の『アベンジャーズ エンドゲーム』のブルーレイ&DVDにぜひ収録してほしいと思っています。
ではでは!
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