さよなら、意地悪ばあさん。 | 渋谷ではたらかない平社員のblog

さよなら、意地悪ばあさん。

前東京都知事の青島幸男(あおしま・ゆきお)氏が20日午前9時30分、骨髄異形成症候群で亡くなった。74歳だった。



前東京都知事、青島幸男氏が死去




骨髄異形成症候群とは骨髄に造血幹細胞の前腫瘍細胞である異型クローンが生じ、正常幹細胞を凌駕して増殖する結果として正常の造血が抑制される病気だそうだ。


特徴的な症状というものはなく、末梢血中の血液細胞数の減少により、以下のような症状が出現する場合が多いそうです。

  1. 赤血球減少=貧血→全身倦怠(けんたい)感、動悸(どうき)、息切れ
  2. 血小板減少→出血しやすい(鼻血、歯肉出血、紫斑(しはん)や点状出血、生理の量が増加)
  3. 白血球減少→感染しやすくなる(発熱など)

なお、この病気の怖いところは合併症で、白血病化が最も重要な合併症である。

高リスク群に分類される型では高率に急性白血病へ移行し、特に急性骨髄性白血病が多い。

白血病減少に伴う感染症も重要な合併症の1つである。


しかも今のところ原因はよくわかっていないそうですね。




青島さんといえば、「青島刑事」の自己紹介を思い出しますが、政治家・作家・作詞家・タレントとして幅広く活躍されていました。


作詞家のイメージがないかも知れませんが、実はコミックソングの作詞家として多くのヒット曲を持ち、特に作曲家萩原哲晶とのコンビでの作品が有名で、代表曲として「スーダラ節」、「黙って俺についてこい」、「ハイ、それまでよ」(クレイジーキャッツ、植木等)、「明日があるさ」(坂本九)があります。


タレントとしてもあの長谷川町子作品の一つである「意地悪ばあさん」を演じており、悪戯好きな意地悪ばあさんをコミカルに演技することで人気番組に押し上げました。


子供の頃、結構よく見ていたので、いかりや長介と同じく、懐かしくそして寂しく思います。


多くの人に笑いと感動を与えてきたばあさんの意地悪もも病気には通用しなかったみたいですね~。


ご冥福をお祈り致します。



今日の戯言


都知事と同じ名前の青島です!!