実家のお盆は無事に済んだが、今度は我が家のお盆。
夫は長男だし、仏壇もある。しかし、夫の父は長男だけど家を継がず山形から上京し大学に入り、社会人となった。山形の家やお墓は、夫の伯母が継ぎ、次代へと継がれている。田舎の古い農家だが、男の子には学問をという家だったという。
そういうことで、わが家の仏壇に入っているのは夫の両親と30代で独身のまま亡くなった弟の三人だ。
夫もあまりこだわる人ではないので、(単に面倒くさいだけなのか、私の手を煩わせたくないのか)毎年簡単に迎え火を焚き、送り火を焚くだけである。
だからまあお盆と言ってもこれと言う特別なことはない。ただ孫が襲来するのみ。
今年は私の体調不良で日にちをずらしたが、結局14日が15日になっただけだ。それでも体調はずいぶん違った。
大学生の孫娘1が来てくれた。小3の女の子はいとこのお姉ちゃんが大好き、一緒に泊まると喜ぶのだ。
娘は英資本の会社なのでカレンダー通りに仕事があり、孫娘が内定をもらっている会社は独資本の会社なのでやはりお盆休みなどなくて、学校が夏休みの今はオンラインでのトレーニングがあるのだという。来春4月には即戦力となるのだろう。雇う方も雇われる方ものんびりする暇はない。
花火に付き合ってからオンラインで会議をしたりしていた。孫娘1は性格がやさしいので、夫とわたしが大変だろうと来てくれたわけだ。
今日は朝から晴れて気温も高かったので、寝具なども次々に洗濯し干して、午後には全部片付いた。
帰ってゆく車を見送ってほっとする。
片づけながら、夫ともう花火を買うのは止めようなどと言いつつ。
原状復帰。めでたしめでたし。