夫の誕生日が9月15日なのでかつては敬老の日だった。いつからか、敬老の日は年によって違う、第3月曜日となった。それで、敬老の日と一緒に夫の誕生日もなんだかあやふやな感じになっている。
が、いずれにしても誕生日があって、今年は金曜日だったので、土曜日の夕食を一応祝い膳とした。といっても、お刺身と天ぷらをいつもより多めに買って、日本酒をぬる燗にして、老夫婦で食した。
別に金曜日でもいいと思ったが、長くサラリーマンだった夫は土曜日の方がゆっくりできていいという。年中在宅ゴロゴロなのにね。
わが自治体からは例年通りカステラが配られた。以前は自治会館でイベントがあったが、コロナ以降カステラを配るだけになった。カステラをもらってもうれしくはない。
孫娘1にカステラ欲しいなら取りに来るようにメールすると、今日娘と孫娘1がやってきた。別にカステラを買えないわけでもないし、どうしても食べたいわけでもないが、おいてある秋物衣類などを取りに来る用もあったようだ。気を付けないとあっという間に気温が下がる。
ところで、わが自治体もご多聞に漏れず、高齢化が進んでいる。最近は亡くなっても回覧板を回すこともなくなったので、すぐ近くの家でないと知らないままだったりする。
昔は村八分になっている家でも、葬式だけは別、隣近所助け合って弔いをするということになっていた。
今は小さなお葬式や家族葬が多いようだ。これも時代、あれも時代、何もかも時代だからで片づけていいのかな、ふとそんなことを思う。