お久ぶりの更新です。
昨日は駅前の内科まで、二カ月に一度のチェックと薬の処方をしてもらいに行った。駅前はこの内科以外は電車に乗る用がないと行かないので、少しの間に変化がある。
三度目のコロナワクチンを受けた、私があまり好きではないクリニックは、目下新築工事中だ。いつも待合室にあふれるほどの人がいる。10年以上前に逆流性食道炎でお世話になったり、胃カメラを受けたりしたことがあるが、それ以外は昨年のワクチンまで行かなかった。
その隣でも幕で囲って工事をしていたが、確かパチンコ屋だったような。十時前に通ると、開店を待つ人が列を成していた。ほとんどは働いていい年代だ。それを見るたびに何とかならないものかと思っていた。
私が行く内科は、駅の真ん前にある。駅の前には中華屋、すし屋、から揚げ専門店などの飲食店もある。
それと並んで写真屋さんがあった。昨日、その店が撤退していて驚いた。もう中に何もなく、シャッターを洗っているところだった。写真屋さんでは、何度となくプリントをしてもらったし、ガラケーのときには、自分でできなくて操作を頼んだりもした。娘や孫は証明写真も撮ってもらったりした。
孫たちの写真のプリントもたくさんしてもらったので、わが家の歴史を知られている、そんな店だ。
このところ、写真をプリントすることもなく、老母に送るものはコンビニで済ませるので、この写真屋さんに入る用もなかった。前を通るときにちょっと覗いてみたりはしたけれど。
私でさえそうなのだから、写真屋さんにプリントしてもらう人はどんどん減って、維持できなくなってきたのだろうと想像する。
若い店主だったから、この先のことは見据えていると思う。これも想像だけど。
時代に流される、それはやむを得ないけれど、人間の営みはまた、時代を作っていくものだと私は思う。