ブログの更新が滞っているけれど、コロナに感染したのでもなく、熱中症で救急搬送されたのでもない。一応元気。

ただ、ネタがないに尽きる。

 

台風が過ぎ、つくづく関東平野は災害が少ないとありがたく感じる。

 

高校野球を時々見る。一関学院高校が敗退した。いい試合だった。あの震災の翌年だったか、須川高原に行った。一関から路線バスで一時間半くらい行ったところにある温泉だ。

一ノ関駅を出発してすぐのあたりで、三階建てくらいのビルが半分つぶれた形のままだった。当時は道行く車も、工事車両がとても多く、皆がれきや電柱を運んでいた。そのビルをバスの窓から見ていて、涙が出そうになった。

 

震災はもう十年以上が経過したが、元通りの生活に戻っていない人は少なくない。傷跡は消えないのだ。

そんなことを思う。

 

今日は午前中にヘアサロンに行った。気づいたら一カ月が過ぎていた。本当に日が過ぎるのが早い。

 

お昼には戦没者追悼式を見る。6日と9日の原爆の日と今日の終戦の日。知らない人がほとんどになった今の日本で、メディアの役割は大切。

 

最近よく、昔父が話していた戦時中の話や叔父(母の弟)が書き残した自分史の中の戦争の話を思い出す。叔父は特攻隊の生き残りだ。

 

戦争は勝った方も負けたほうも負を背負いこむだけだ。負を正にあるいはゼロまで戻すのには限りない時間を要するのだ。皆知っているはずなのに、繰り返す。人間はおろかな生き物だと、思わずにいられない。