先日の横浜市長選挙、立候補者が多かったが、結局IR反対の人が勝った。当然だ。

アメリカは大きな国で、国土も広く、ラスベガス全部をカジノにしても大丈夫だ。世界中から人を集めて、集金すればいい。シンガポールにもカジノがあった。あの国にもカジノはOKだ。

 

日本は違う。国土のほとんどが森林で、面積の狭い都市部に人が集中してひしめき合い、今や経済もダダ下がり。でも多くの人はまだ一億総中流階級と言われたころと、意識を変えていない。

 

地に足を付けることは大事。

 

日本は自然災害が多い。そのたびに死者や被災者が出る。それに対する備えを国家的規模で準備するのは政治の責任だ。

農業、漁業、水産、畜産、そして林業をもっと大事にするべきだ。

カジノ(パチンコなども含む)や観光はそのずっと後でいい。

 

今後の新しい感染症に対する備えも要る。臨時に医療従事者や施設を増やすと、感染症が収束した後に失業者や無駄な施設が残るという発想らしい。

とんでもない。じゃあなぜ、オリンピック?

 

政治家は政治家らしく国家国民を考え、医者は医者らしく患者の命を第一に。当たり前のことだ。

 

残暑厳しい午後、そんなことを考える。、