金メダルをかじったバカ市長。
このおっさんは、自分が食べている箸でつまんだものを孫の口に入れたりして、息子のお嫁さんに嫌がられる類かと思う。
コロナの時代でなくても、人の大切なものを手に持ったり、まして口に入れるなんて、ありえない。
その金メダルを新しいものと取り換えることになるらしい。それでよかったかというと、そうでもない。
新しい金メダルはおっさんの唾液はついていないが、五輪の会場の表彰式で受け取ったものとは別物だ。
選手は金メダルを見るたびにこれは会場で首にかけたものとは違う、そう思うのではないか。ついでにかじられたときの不快感もよみがえる。
こういうのを、取り返しのつかない過ちという。
謝って済む過ちは、じつはごくわずかで、過ちが消えることはないのだ。
行為や言葉は、いったん人に伝えたり公開されると、もう消すことはできない。だから人は次々と新しい後悔に苦しむのだ。
いろいろありすぎた五輪、最後に低レベルな過ちの記憶が残ってしまった。