昨日の読売新聞の朝刊、28頁の「虚実のはざまで」を読んだ。

 

ネット中心で新聞を読まない怖さを思う。確かにメディアには偏向があって、鵜呑みにはできないところがある。しかし、以前から感じていたが、新聞を広げると、世の中がパノラマ状に見渡せる感がある。pcでは板塀の節穴からの景色しか見えない。

自分で判断するなら、判断材料は多いにこしたことはない。

 

若者の特に一人暮らしでは、ゴミ出しの面倒さもあって、新聞をとらない人が多い。結婚している人もとらない家庭が増えている。その人たちは大抵、ネットで情報を収集しているのだろう。あるいはテレビニュースやワイドショー。

 

ネットは楽だけれど、自分が関心を持つワードを追うことになってしまう。そこに危険性があるのだと、昨日の記事を読んで思った。

 

新聞も最近はやたらと広告が多く、読みごたえが減っている。露わな偏向も見える。

でも、情報収集の最後の砦となってほしい。テレビやネットニュースも見ながら、自分で判断する気持ちを忘れずに、これから先生きていきたいと思う。