これからお食事の方は読まないでください。
昨日の朝のこと、台所の出口脇の水道、ゴミバケツや運動靴を洗う場所の、排水口にネズミがいた。近づくと「チュウ!」とないて、腰が抜けそうになった。排水口に下半身がぴったりと挟まって身動きできない様子。
困った、どうしよう。声を出されると、近づくのも嫌だ。ともかく一晩おいて、あす何とかしよう。明後日の火曜日の生ごみで出せるように。そう思ったが、寝床に入ってからも、あれをどうやって始末するか、考えると眼が冴えて眠れなかった。
そして今日、ネズミは息絶えていた。同じかっこうで。つまり挟まったままだ。
直は嫌なので、タオルをかぶせ、ゴミを挟んで拾うもの(名称は知らぬ)と小さなシャベルで取りだそうとしたが、何しろぎっしりとはまっているのでどうにもならない。これはもう便利屋にSOSかな。
その前に、我が家の最終手段、夫に言う。
歳はとっても男である。最初はわたしと同じ、道具を使ったが、引き出せないので、厚手のゴム手袋をはめてつかみだした。やれやれである。
ゴム手もろとも色付きのビニール袋に入れ、水場をざあざあと洗い流し、ブツは明日ゴミに出すべく日陰に置いた。
一件落着。今日は夫に一本つけようか、わたしも頑張ったから、計二本。
そしてぐっすり寝よう。夢に出てきませんように。