暇なはずのシニアライフ、ちっとも暇じゃない。
夏以降、無事に帰省も済ませたが、家族旅行の2日目の15日は実は夫の誕生日、宿ではドリンクをサービスしてくれた。
6月から中国に帰っていた息子のお嫁さんと子供たちが帰っているので、今週末21日会いに行くことになっている。旅のお土産も持って。銀座松崎せんべいも、絵柄のかわいいのを持ってゆく。そして、この18日は孫娘2の誕生日でもある。わたしはこの日をいつも失念してしまう。ギリギリになって、あそうだ、○○ちゃんのお誕生日だ。どうしよう、何も考えてなかった。ということになってしまうのだ。
7月8月は本当にあっという間に日が過ぎてゆく。いろんなことが頭の中で巡り、孫の誕生日は隅っこに行ってしまう。
若い現役世代から見れば、老人は皆暇だと思うかもしれない。が、老人だからといって、座っていれば目の前に食事の支度が整うわけではないし、洗濯機が勝手に動き始めるわけでもないし、ドラム式の洗濯機ではないので、終わったものは引っ張り出して二階に持ってゆき、干さねばならない。干したものは取り込まねばならない。取り込んだものはたたんで、それぞれの持ち主のところに運ばねばならない。
そうやっている間に、夕飯ができるわけでもない。
スーパーに老人がうようよいる、当たり前だ。生きている限り、身体が動く限り、食べるものは自分で調達しなければならないのだ。昔のような「楽隠居」なんて、都会の住宅地ではとっくに絶滅している。
愚痴並べになってしまったが、今日の4歳の誕生日、せめてメールを送るとしよう。