先日、黒の革靴を廃棄した。自転車でスーパーに行くときのみ履いていたもの。長時間の外出にはちょっと不安があったのだ。底を見るとかなりすり減っていた。それで廃棄。

ついでにもう一足、と思ったが、棄てなかったものがある。数回も穿いていない。バーゲンで買ったものの、老人くさくて、買わなきゃよかったと思い、あまり履く気になれなかったのだ。だから傷みもないし、もちろんすり減ってもいない。

その靴を今朝可燃ごみに出した。そのほかに、去年はいていて、春物を出した時にあったごつごつした生地のパンツ。どうにもかっこ悪くて家で履くのもいや、出も傷んでいないし。それが同じ生地二本。

そのほかにザラで買ったコーデガン。sサイズなのにぶかぶかで、肩が落ちる。気に入っているけれど。

何度も洗濯して色あせたTシャツや毛玉だらけのニットや、形の崩れた靴などは棄てるのに惜しくもなんともない。

でも、傷んでいない、それほど着ていない、安くはなかった、といったものは、捨てるのに少し躊躇する。

そういったものを一息に捨てた今日、なんだかすっきり感を味わった。

これって、断捨離の醍醐味なんだろうと気づく。このすっきり感。また味わいたいと思う。