毎日のように、振り込め詐欺の被害などについて報道されている。この種の事件次々新手の手段が現れて、被害も後を絶たない模様である。

 

さて先日、電話に出たら、「今だいじょうぶ?」と親し気な声。もちろん聞き覚えのない種類の声だった。続いて、「今病院にいるんだけどさあ」

息子の声とは全然違うので、サギさんだとわかる。面白い、話を聞いてやろうじゃないのと一瞬思ったが、こういう手合いと話をしているのが嫌で、「今忙しいので」と言って切ってしまう。ちょい残念な気もした。

そして今朝、「わたくし市役所健康保険課の××と申します。4月頃に郵送しました保険料の○○の件で」 同じような電話は去年一度受けたことがあるので、サギと直解。「その種の電話は受けませんので」と言っているうちにガチャンと切れた。

 

それにしても、世間にはお金持ちが多いと感心する。言われるままに何百万も振り込むなんて、わたしにはできない。幸いわが息子もいきなり「会社の金なくしちゃってさあ」なんて言ってこないタイプである。本当に困って緊急の場合でも、まず名を名乗るだろうと思う。

簡単に振り込んでしまう人に限って、税金などは一円でも安く済ませようと知恵を絞るのよ、と言っていた友人がいるが、案外そんなものかもしれない。

 

お金は大事、守るのも払うのも、注意とともに。