木曜日、朝食と家事を済ませて、洗濯物は部屋干しにしておいて、夫とお嫁さんと孫娘2と車に乗り込む。 娘はいつも通り会社へ、孫娘1は学校が休みで友達とカラオケに行く。わたしたちより後に出るので、「鍵ちゃんとかけてね」とつい2,3度言ってしまう。
ともかく、わたしたちが新居について数分のうちにトラックが着いた。予想より荷物が多そう。お嫁さんは新しい生活に張り切って、これまで持っていなかった天ぷらなべや大きな寸胴鍋やホーローの鍋などを買ってあった。まだ箱に入ったままで運んできた。新しいお皿や小鉢も買ってあった。これまでほとんどのものをフライパンで作り、ろくな食器もなかったが、我が家に何度も来るうちに、いろいろ考えたようだ。料理は上手なので、これからが楽しみ。
さあ、養生をして、わずかな家具と箱類をプロが次々に運ぶ。わたしは孫娘2のお守り。ちょっと不安気味でご機嫌が悪いが、仕方ない。
二時ごろになってようやく息子が近くの西友で買ってきたお弁当で昼食をとり、休憩。そのあとはキッチンを片付けたり、背の高い息子はカーテンをつけたりと、フルの動き。空いた段ボールを平たくして重ねるのがわたしの仕事。次々に重なってゆく。
わたしが引越しをしたころはと、つい思い出す。今のところに中古を買って、都内の社宅から引っ越した時、娘が3歳一か月、息子が約6カ月であった。真冬の寒さの中、頑張ったものだ。その時手伝いに来てくれた夫の弟は、その3,4年後に急死して今は鎌倉のお墓に眠っている。
もう一度西友に、今度は夫の運転で、お嫁さんと三人で行き、とりあえずの食料と、わたしたちが帰宅して食べるお弁当を買ってきた。
帰り道が結構混んでいて、予定を遅れると孫娘1に電話し、帰宅は7時近く。中学2年の孫娘は部屋を大体片付けてくれてあった。アリガタイ。
お風呂に入り、ビールを飲み、温めたお弁当を。 二度のお弁当、しかも同じ西友でというのも、わたしの生活では、珍しいことであった。 疲れた一日、明日(正確には今日)もう一度行く予定。(嘆息)