天皇陛下が、生前退位を考えられているという、事実かどうかわからない情報を見る。 盛夏に被災地や戦没者の慰霊に赴かれるお姿を見ると、涙が出そうになる。 どうかもう、お体を休めて、静かにお過ごしくださいと言いたくなる。
ご自身で、いろいろ考えはおありなのだろう。 一庶民の口に上らせる話題ではない。
一方、東京都知事選がスタートしている。わたしは一票を持つものではないが、都知事となると関心を持たざるを得ない。
舛添さんがやめたとき、もう知名度に頼るのはよそうと、言っていたのは誰? 結局は知名度に頼っている。 情けない人選だ。
都知事の任期は四年ある。 四年後のオリンピックに向けて、いくつもの山を越え、谷を下り、川をも渡らねばならない。加速も要する。
四年間の重責に責任を持てるのか、自身で問うてほしい、立候補する前に。
もちろん体力や能力には個人差があるので、「絶対自信がある」というなら、「そうですか」しかない。
誰かが言っていた。 都の行政は職員がやるし、物事は議会が決める。だれが知事になっても、大差はないのだと。
50億もかけてやる選挙だ。立候補するのも投票するのも、責任を伴うということを胸に刻んで選挙に行ってほしい。 都民の責任も軽くはない。日本中が注目している。