今朝4時半ごろ、隣で寝ている夫が、「昼頃まで寝る」と言う。このところ体調がすぐれないみたい。
わたしも昼まで寝ていたいくらいだが、いつも通り五時過ぎには起きだして、着替え、階下に下りる。
窓を開け、床をさっとモップで拭き、石油ストーブをつけ、今日は足ふきマットやキッチンマットをまず洗濯機に掛けた。その合間には顔を洗い、毎朝のサプリを飲み、ケトルをガスコンロに掛ける。
孫娘が下りてくる。牛乳を温めて、ポタージュスープ、ヨーグルト、ソーセージ、チーズ乗っけトーストを準備。 朝刊を持ってくる。
娘が下りてきて、猛スピードでお弁当作りを始める。昨日のうちにした準備をしてあったので、今日は簡単だった。これはすべて娘の仕事。わたしは手を出さない。
じゃまにならないように自分のパンを焼き、マーガリンを塗って、グレープフルーツとヨーグルト。 いつもはこれにコーヒーの支度があるが、夫がいないので、インスタントで済ませる。夫用にリンゴを向く手間もなく、これだけでも負担の違いを感じる。
今朝は朝練の孫娘と一緒に、娘も早く家を出た。 そのあと、洗濯物を干し、可燃ごみを出してゴミ箱を洗い、そしてようやくホッとする。
朝起きるときはつらいと感じることも、最近は多いが、起きてしまうと身体が動く。朝の仕事全てが終わるまで、簡単な朝食以外は動きを停めることはない。
時々思い出す。
間寛平チャンが、舞台をチョコチョコと動き回る。傍にいた人が、「ちょっとおっちゃん、何をせわしいに動き回ってんねん。じっとしときいな」などと言う。
寛平ちゃんが答える。
「ワシ、停まったら死ぬねん」 そこで客が大笑い。
まさに、今のわたしもそんな感じ。停まることはリスクを伴う。
それはそうと、吉本新喜劇、関東圏では観る機会がないのが残念だ。中学生や高校生のころ、土曜日に学校から帰って一人でパンなどをかじりながら、よく観ていた。 今もあるのかしら? 時々無性に懐かしい。 思い出すと、自然に笑みが浮かぶ。
大阪の笑い、東京の笑い。わたしは根っこが関西なので、大阪の笑いが身についていると、自分で思う。いつでも笑いをとることができる、軽く、さりげなく。 それって、けっこう大事なことだと思う。