衆議院解散ということになった。


消費税は、大方の国民が上げるしか仕方ないと、渋々ながら了解していたのに。このまま上げちゃうしかないと、覚悟していたのに。


じゃあ、税収の見込みが減る分はどこから持ってくる?


老人も貧しい人も等しく医療費を3割負担にする?


高校の無償を有料にする?


わたしの住む自治体では15歳まで医療費がタダなので、若いおかあさんは擦り傷でも医者へ連れてゆく。これ、一回100円でも払うことにすれば、家にオロナインとかマキロンを常備しておいて、医者で1時間も待って、新たな菌を持って帰るなどということをしないと思う。


タダだから、一時病院のロビーが老人のサロン化していると批判が出たことがある。これだって、1回100円でいいから払うことにしていたら、そこまでにはならなかったと思う。


さて、医療費の自己負担。これ、負担と言うからいけない。


3割負担ということは、7割補助ということだ。1割なら9割は補助を受けている。


言い方を変えよう。 7割補助、9割補助。 補助はすべて税金からだ。これで、増税に文句を言う人はぐっと減ると思う。


消費税は貧しい人からもとるからイケないという人がいる。


たくさん補助を受けている人は、もともと税金も少ないのだし、消費税の額だって、裕福な人と比べればおそらく少ないはずだ。買う金額が違うもの。払う金額が違うもの。


所得税などをたくさん払っていて、もちろん医療費は3割負担している人は、消費税だってたくさん払っている。


最近買い物をしていて、5%と8%は違うなあと、レジで支払うときに実感している。


仕方ない。日本はいつの間にか高福祉国家になったのだから。


ただ年金は、減る方向にある。これも仕方ない(長嘆息)



選挙は好き、開票速報も好き。 だからけっこう詳しいんです、選挙関係。