小保方さんという人物が、スタップ細胞論文で注目を集めた時、


わたしは、この人、科学者らしくないと思った。


あんなすごい発見や発明をしたり、すごい時間のかかる地道な仕事を続けたりする人は、


たいていの場合、もっさりとして、地味で、化粧っ気もなく、愛嬌もないものだという固定観念を、


持っていたからだ。 これだけのことをする人だもの、もっさりも地味もすっぴんも許される。


偉い人だなあ、こういう人もいなくちゃな、そんなふうに思う。


でも彼女は、一見チャーミングで凝った髪形をしていて、着るものにもこだわる。


しかし、あの割烹着姿はひどかった。 襟元や袖口から高級な服の一部が出ていて、


化学物質が一滴でも触れたら、どうかなってしまうんじゃないの? そのための実験着があるのに。



今回、博士論文についての調査の結果が出た。 思ったとおりだ。


でも、大学側もひどい。 資格をそのままにしておくなら、細かいことは言わず、


はく奪するに至らなかった、一言そういえばいいのだ。 悪意的な発表。


それにしても、大事な博士論文を、間違えて下書きを出すなんて、ありえない。


Nature に出す論文の画像を張り間違えたりも、ありえない。


この二つの事実だけを見ても、この人は社会人としても人としても、失格だと思う。


だってこんな人、普通の会社でも使えないでしょ。 


大切な取引相手に、間違った書類を送ったりしたら、左遷かクビですよね。