このところ、嫌なニュースが続いた。
柏の通り魔、家族と離れ一人暮らし。無職、親からの援助で生活していたらしい。
24歳で、仕事=収入をもたない息子を手放すって、どんな気持ちだろう。
仕送りをして、生活をしてくれればいい、一緒にいれば、何かともめごとが起こるし、といったところかしら。
この前の名古屋の暴走車の事件。あれもひどい。
家族みんなで住んでいた家から、息子一人残して、皆どこかへ引っ越してしまうなんて。
それだけ手を焼いていた、不肖の息子だったのかもしれないが。
母性ってなんだろう。 母は、父が見放した子をさえ、死に物狂いで守ろうとするのではないかと思う。
それが母性だ。 動物的で、計算がなく、見返りを期待しない、絶対の愛、それが母性だ。
もう一つ、三重県四日市市の事件。
実際には去年の夏の事件だが、最近になって、卒業式の翌日に、未成年の犯人が捕まった。
卒業式を終えるのを待ったというので、最初は親が県警のエライさんかと思ったが、そうではないらしい。
花火大会、夜遅くまで楽しむ日ではある。 でも、わたしなら、門限を厳しく設定するか、迎えに行くか。
そのどちらかだ。 いそがしくても、子供(娘)の無事を守る、それが母性だから。
母性から生じる子を思う気持ちは、
ちゃんと食べてるかしら、睡眠はとってるかしら、洗濯物や布団干しはどうしてるかしら、
無理して体を壊したりしないかしら、誰かいい人いないかしら。
そんなもんだ。 それが母性だから。