もう何年前になるか、思い出せないほど前に買ったコート2着。


ボルドーで、ウールのうち半分はアンゴラという軽くて暖かい8分丈。


スカートにもパンツにも合わせて、外出に着た。


でも今着ると、こっけいなほど大きい。肩とアームホールがゆったり過ぎる。


もう1点は、娘が大学を卒業するときに、謝恩会に着るワンピースが


要ると言うので、ちょうど銀座三越でフォーマルバーゲンをやっていたので、


2人で行き、あれこれ試着したりして、わたしもついでに黒のアンサンブルと、


コートを買った。 冬の不祝儀に数回着用。 コートは普通の外出にも着た。


これも今着ると、フットボールのように肩が大きい。


この2点、実は3年も前から棄てる候補だったが、見るともったいなくて


棄てられなかったのだ。


でも昨日、アマゾンで整理収納の本の紹介を読んでいる中に、


洋服はどんどん着る、しまっておかない、と言うのが目に入った。


確かにそう、仕舞っておいても仕方がない。


上等のコートも、重いと、今後歳を重ねるのだから着ないだろう。


もったいないからと、保存だけしておいても仕方がない。


貧乏性のせいか、新しいものを買ってもすぐには着れない性分だが、


買ったものはどんどん着よう。 


貧乏性のわたしは、本を買わないで、内容紹介と目次だけ読んで、


触発された。


そして今日、古着を出す日だったので、2点のコートは無事にビニール袋に


収まった、というわけ。めでたし、めでたし。