10日土曜日、女子マラソンで福士選手が力走している時間帯に、
NHKでは「思い出のメロディー」があった。
両方を、母と一緒に見ていた。
一番最初に、太田裕美さん、もう50代も半ばを超えていると思うけれど、
若々しく、かわいい。 要するに、童顔なのかな?
歌が始まって、歌詞が画面に流れる。
じっと聞いているうちに、目がうるうるしてきた。
イカン、わたしのキャラじゃないと思いつつ聞き入る。
やはり長い年月愛される歌というのは、歌詞に説得力があるのかな。
もちろん、曲も大事だけど、などと思いを巡らす。
「今も素顔で口紅もつけないままか 見間違うようなスーツ着たぼくの写真見てくれ」
「草に寝ころぶあなたが好きだった でも木枯らしのビル街 からだに気をつけて」
「変わってくぼくを許して ぼくは帰れない」
とてもリアルで切ない。
嫌いになったとかケンカしたとかではなく、相手を思いながら離れてゆく……。
涙拭く木綿のハンカチーフください なんて女の子に言われたら、
草食系男子は、まず自分の涙を拭くんだろうか。
ま、今どきの女子は、ハンカチくらいは自分で買うか。
可愛げというものが欠落してるなあ。