≪日本一周の主なターゲットは、「都道府県庁」「天然温泉」「B級グルメ」「お城」で、サブは「灯台」「歌碑(原則・歌謡曲)」とした。≫
「奈良にうまいものなし」と言われ、「奈良には何もない」とよく言われる。
ところが、ブランド総合研究所が毎年、国内1000の市区町村と47都道府県を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全74項目からなる調査を実施して決めた「都道府県魅力度ランキング」で、奈良県は6位にランクイン(2014年)しているそうだ。
今回、日本一周の7番目として奈良県を選んで計画するに当たり、いろいろ調べてみた。
海が無い県なので、もちろん灯台がない。
お城は、復元されたものも含めて建物が残っているものは一つもない。
歌謡曲の歌碑も、一つもない。
B級グルメも、これといったものは見当たらない。
私が調べた限りでは見つからなかったが、教えていただければ再度訪問することにします。
3月16日(水)
6:07 マンションを出発し、とりあえず「奈良県庁」を目指して車を走らせる。
7:40 奈良県庁で写真を撮り、十津川温泉へ向かう。

朝が早かったせいなのか、県庁向かいの奈良公園には、一頭の鹿もいなかった。
8:20 セブンイレブン新庄店(奈良県)で、コーヒー休憩。
11:00 十津川温泉ホテル昴に到着。

温泉は12:00オープンだというし、レストランは11:30からだという。
仕方がないので、ホテルの「足湯」に入り時間をつぶす。
(余談になるが、西村京太郎の推理小説に出てくる主人公の警部の名前「十津川」は、西村氏が主人公の名前を考えているときにふと目にした地図の「十津川村」から取ったものだそうだ。「十津川村」には、一人も「十津川」という名字の人はいないとのこと・・・)
足湯(私の足です!)

11:30 ホテルのレストラン「石楠花」で、「石楠花昼御膳」の昼食。

12:00から、源泉かけ流しの温泉保養館「星の湯」で、ゆったりと湯につかり体を癒し、運転の疲れも洗い流す。
13:15 ホテルを出発し、今度は「如意輪寺」へ。
15:30 如意輪寺到着。

ここには、「青葉茂れる桜井の・・・」で知られる-桜井の決別-の2番の歌詞が刻まれた石碑がある。
楠正成の息子「正行」の、ゆかりの寺である。

正成(まさしげ)涙を打ち払い 我が子正行(まさつら)呼び寄せて
父は兵庫に赴かん 彼方(かなた)の浦にて討ち死せん
汝(いまし)はここまで来つれども とくとく帰れ故郷へ
16:00 如意輪寺を後にして、お城がないので城跡がある「小泉城」跡へ。
17:45 「小泉城」(別名・片桐城)跡に到着。
復興櫓(櫓の向こうの鯱のある家には「片桐」の表札がかかっていた)

小泉城石碑(藩主は片桐氏)

19:20 マンション帰着
本日の走行距離
