私の趣味の一つは読書。
今年になって、10月までに72冊の本を読んだ。。。
いかにも読書家のような印象を与えるが、そのうち34冊が双葉社の文庫本で「居眠り磐音 江戸双紙」である。
8月に入って、「居眠り磐音 江戸双紙」を読み始めた。
夜勤の仕事に行くと、一晩で一冊読んでしまう。
10月はなんと13冊読んでしまった。

NHKのドラマとして放映もされた。
すでに1200万部を超える大ベストセラーでもある。
34巻目の「尾張ノ夏」は今年9月に発売になったのだが、物語はまだまだ続く。。。
アクションコミックスとしても出版されている。
著者の佐伯泰英氏は、このほかにもたくさんの時代小説を書いている。
読み始めたらとりこになること請け合いです。
秋の夜長を読書と言うのもいいですよ!
23巻目の「万両ノ雪」のあとがきに次のように書いている。
私は現実社会を映したリアリティを改めて提供することはあるまいと考えた。それが人間の魂に触れ、肺腑を抉(えぐ)るものであったとしてもだ。
絵空事、嘘とすぐに分かる物語でもいい、浮世の憂さを晴らす読み物を書こうと思った。
父が倅を、娘が母を、女が男を、人が人を信じられる世間を描写しようと思った。
読後に一時の爽快感を得られるような物語を書こうと思った。
その意図は十分に表れている素晴らしい小説だと、私は思っている。。。