
父(佐知)が枝垂れ梅の向こうで公園の手入れをしています。
ここ2~3日の雨で、遅れていた「つくし」が公園へ通じる道にいっぱい顔を出しました。!
「春」
降るともあらぬ春雨の
吹くともあらぬ風に揺れ
しとしと心に沁み入れば
ピンクの帽子のぞかせて
つくし芽を出せ青い空
お前の夢の風船を
浮かべる未来が待っている
見るともあらぬ目に沁みて
嗅ぐともあらずに匂い来て
ほのぼの心に解け入れば入れば
黄色の綿毛のぞかせて
ひなよ中から打ち破れ
お前の夢を大空へ
羽ばたく未来が待っている
動くともなくうごめいて
どこからともなきぬくもりが
しみじみ心に伝われば
水の中から地底から
生命めざめよ新しい
誰にも巡る春が来る
永遠の未来が待っている (佐知)