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夫(30代)
私(30代)
長男(年長)
次男(３歳)
長女(０歳)
５人家族の我が家
フルタイムワーママ、二馬力で年収800万円
(現在育休中)
夫婦別財布、お互いの懐事情は知らず
新築建売物件を購入しようとしたけど、
住宅ローン審査に落ちる
その時に夫に貯金が全く無いことを知る
再審査に備えて夫の車のローンを私と子どもの貯金で一括返済し、貯金がほぼない状態に…
再審査に無事に通り、現在引っ越し準備中
おはようございます
！！」
さて、引っ越し業者に見積もりを頼んだお話
家を購入した建設業者と提携している引っ越し業者が安くなると家の担当から勧められ、見積もりをお願いすることになりました
引っ越し業者の担当(男、別名:越山)が一人で来ました
早速家の中を見せてもらいますと言い、メモを取りながら家中(もちろんクローゼットの中まで)見る越山
確認が終わり、夫とともに話を聞く
越山:「相当荷物が多いです。これは相当です。これだけ多ければ４tトラック１台では足りません。４tと1.5t２台必要です。」
夫＆私:「……」
無言で目を見合わせる
いやいやいやいや…！
あれもこれも処分するんです！
あれやらこれは自分たちで運ぶ予定ですよ！
家中見て回ったときと同じことを繰り返し伝えるも
越山:「それでもすごい量の荷物です。せめて２tトラック２台は必要です。」
夫＆私:「……？」
無言で目を見合わせる
1.5t分どこいった？
ここから私達と越山の闘いが始まる……
夫:「それでいくらになりますか？」
越山:「２０万程になりますね。」
たかっ
私:「それって〇〇さん(建設業者)とこの割引効いてますか？」
越山:「それでだいぶ安くなってますよ！」
夫:「それなら全部自分たちで運ぼうかな……」
越山:「この荷物を長距離運ぶのは大変です！プロに任せたほうがいいですよ！」
越山:「ご予算はいくらですか？」
夫:「10万円台」
私:「15万円以内」
越山:「……わかりました。では17万5000円でいかがでしょう！」
夫＆私:「………」
しばらく悩んでいると
越山:「じゃあ15万で！」
おいおい！
５万も安くできるん！？
私はこれでいいかなと思いましたが、夫はいまだに納得いかない様子
夫:「俺やっぱり友達とか親にお願いして自分たちでしようかな…どう思う？」
と私に聞いてきました
私:「私は娘がいるからほとんど手伝うことはできない。人に頼むのも気が引けるし、遠い場所の行き来をするパパも大変だと思うから、プロにお願いしたほうがいいと思う。」
そう伝えました
が
私:「そんなに悩んでて自分でやる気もあるなら、プロには２tトラック１台分頼んで、あとは自分で運んだらどう？」
夫:「２tトラック１台分で見積もり出してもらえますか？」
越山:「……わかりました。ただし、その場合事前にトラックに乗せるものを指定して頂きますので。」
ということで、家電や家具を中心に乗せて欲しい物を指定しました
越山:「まだまだ乗ります。」
じゃああれとこれと……
越山:「まだまだ乗ります。」
じゃああれもこれも……
越山:「まだいけます。」
じゃああそこのあれとそれと………
って………………
ほとんど乗るやないか！！
４tと1.5tが必要ってなに！！
というわけで、エアコンの取り外し設置費込で10万ほどの見積もりになり、契約書にサインしました
最初提示された半分の金額で収まりました
越山が契約書を作っている時に夫が電話で席を外しました
すかさずスマホを取る越山
誰かに電話をかけている
越山:「あ、越山です。申し訳ありせん、〇〇様ですが当初の予定のプランよりも安くなってしまいました。申し訳ありません。」
繰り返し平謝り
おい、同じ空間に私いますけど
そんなこともわからなくなるくらい、越山は焦っていたのかもしれない
私達お客様に接する言動よりも、電話の相手に話す口調の方が格段に丁寧、そして怖気づいているのがひと目で分かる
越山は越山で上からの圧に押しつぶされそうなんだな…
ごめんね、２ｔトラック１台にしちゃって…
だってお金がないんだもん
そういう問題ではないか
某引っ越し業者が、醜いイジメをしていたことがありましたよね
あそこじゃないよ
今回頼んだのも大手の引っ越し業者さんです
今回の見積もりを通して、引っ越し業者の闇を見たような気がしました
どの仕事も大変だけど……なんか、本当にお疲れ様です
ちなみに夫は昔、バイトで２tトラックをよく使っていたらしく、家の荷物が乗ることはお見通しだったそうな…
