Mr.ツイてるシーズン2 -2ページ目

Mr.ツイてるシーズン2

笑えば幸せやってくる


LOOK  for 伝承文化への

出演後すぐ、

比嘉の広告代理店の

仕事がら

「当局の主催イベントに

出演してもらえないか」と

テレビ局からの

オファーがきた!


10月の下旬で

場所は山形市

旧県庁の文翔館前広場

イベント名は

YBCラジオフェスタである!


またまた比嘉と七瀬は

連絡を入れる!


今回は市外で

移動手段がないため

小学生と親御さんの

チームは除き、

ジャズのAチームと

ヒップホップのBチームの

2チームにした。


ジャズダンスのAチームの

曲を歌うボーカル陣に

若干のメンバーチェンジが

あったものの

当日は30人程のダンサーが

集合場所の馬見ヶ崎

芋煮の大鍋前に集合し

河川敷で

リハーサルを行ない

会場入りをした。


自社媒体のテレビやラジオで

開催の告知をしたので

当日は多くの来場者で

DAT'sダンサーも

楽しんで踊ってくれた。


これでもう来年までは

何もないだろと

思っていたところへ

またまたとんでもなく

大きなプロジェクトの

イベントへのオファーが

舞い込んでくる




つづく












8月のひがしね祭が終わって

間もなくして

比嘉がかつて関わった

9月中旬開催の

LOOK  for 伝承文化への

出演依頼が来た!



ひがしね祭のために

集まったダンサー達なので

このイベントのために

また集まってくれるか

心配しながら

七瀬と比嘉は

ダンサー陣に片っ端から

連絡した。



結果、

100人くらいに出演の

承諾をもらい、

当日に集まってもらう

ことにした!


その頃の

LOOK for伝承文化は

観客が増えたため

河川敷から

市役所庁舎前の

広場で特大なステージを

設営して

開催されていた!


まだ、伝承文化では

ないが、東根に生まれた

新しい団体という

ゲスト枠での出演!


ひがしね祭で披露した

ダンスナンバーを披露した!



100人からなる

迫力あるステージは

大好評だった!



イベント自体も

演目にメリハリが

ついて良かった!と

高評価を得る!



もう、

来年のひがしね祭まで

オファーはないだろう!

と、思っていたのだが



意外なところから

出演のオファーが

入る!



つづく
















2ステージ目は

15時〜

ジャスコ駐車場での

パフォーマンス!

東根市の友好都市

北海道の新得町から

よさこいソーランの団体との

タイアップ!


DAT'sの出番が終わり

新得町のパフォーマンスの

エンディングのキメの

ところで、音が途切れる

トラブルが起こった!


祭りの本番は夜の

市役所庁舎前の

メインステージ!


トラブルの原因も

わからないまま、

DAT'sのパフォーマンスは

始まった!


一曲目が始まってすぐ

山車の2階で

ボーカル陣の

サポートをしていた

比嘉は白い煙が

上がるのを見た!



発電機の故障だ!

出せるパワーの

半分もなく

音量も小さい!


時折り音量が

上がったり、

また下がったりして

ダンサー達も

怪訝そうに

踊っている!


どうすることもできず

本番、メインステージでの

パフォーマンスが

終わった!



踊り終えて解散となり

ダンサー達は各々

帰路に着いた




スタッフは

後片付けチームと

ボーカル陣の送迎チームに

分かれて仕事をした後

反省会で神町のビアパブに

集合した。



スタッフはお互いに

ご苦労様と労い

健闘を讃えあった



打ち上げは

それなりに

盛り上がっていたが

比嘉と七瀬は

発電機トラブルが

口惜しくて

落ち込んでいた


また、

一応、代表としていた

宮地は後片付けや

送迎も手伝わず

市関係者と新得町との

懇談会に出席していて

ひんしゅくをかっていた






本番が終わるまで

書ききれないほどの

困難や問題が

あったが

兎にも角にも

走り抜けた

約10ヶ月間

本当に楽しかった!



前年まで

閑散としていた

ひがしね祭2日目は

2000年のプレミアムイヤーに

5万人の観客を動員し

近隣の市とも引けを取らない

独特な祭りのスタイルを

確立した



第一章

終わり



第二章は

思いがけない方向へ!


つづく












8月11日の本番当日は

快晴で日差しが強く

とても暑かった!


午後1時

DAT'sのダンサー200人は

チーム毎に衣装を身につけ

さくらんぼ東根駅前の

ロータリーにいた!



踊りのステージは

さくらんぼ東根駅前、

ジャスコ(現イオン)の駐車場、

東根市役所前の

3箇所。



第一ステージの

駅前には

DAT'sを見ようと

大勢の観客も集まってきた!



大型スピーカーを搭載した

山車が1曲目

男女混合のHip Hopチーム

Bチームのダンスナンバー

「Beat up !Higashine」を鳴らす!

山車の2階からは

山形No.1ラッパーが

ダンサーと観客をあおり

ボーカルの子達の

見事な生歌が響き渡る

ダンサー達は今までの

練習の成果を

存分に発揮し

楽しんでいる



そして2曲目

女性だけの

ジャズダンスチーム

Aチームの

「CHERRY, in my heart」!

女の子4人が元気よく歌う。

ダンサー達もノリが

良くなってきている



3曲目は

親子での参加者もいる

子供メインのCチームも

元気いっぱい!


最後に「夢を描いて」は

全員で踊ります!




最初のステージなので

少し固さがあったものの

みんな、笑顔で第一ステージを

後にした!



つづく


本番前日

山車の制作に入った!


2トンロングトラックの

荷台に2階建ての足場を組み

ボーカルのお立ち台を

作った


シルバーの配管が

四方八方に張り巡らされた

メタリカルな外観!

協賛各社の店名が入った

垂れ幕をサイドに付け

左右前後に装着した

シルバーのパネルには

ダンサー達から

メッセージを書いて

もらった


荷台の一段目には

大型の発電機と

音響卓、

野外コンサートで使うような

大型のスピーカーを

搭載し、

大音量の迫力にスタッフ一同

ご満悦!



色とりどりの

照明もくくりつけ

山車は完成!

翌日の

8月11日本番に向け

準備が整った


のだが、


本番当日、

とんだハプニングが

起きようとは

この時点では

予測できなかった




つづく