15日は新生コンボイの新作「星屑バンプ」を観劇して大感激。

世代の違う若い4人と、ジュリさんを始めとする従来のコンボイのメンバー4人との織りなす

カルチャーギャップの乗り越え方を謳うような物語だった。


「続けること」の凄さを垣間見た。

歌って踊ってタップも踏んで芝居もやるというあのスタイルを

コンボイは30年以上続けているのだ。

 

かつて木村拓哉さんがコンボイを観て「こんなのやりたいんだよね」と言ったとも聞いた。

世代の上の人間が世代の下の人間たちに、凄みを伝えることの出来るのは

「継続してゆく姿」だけだと思う。


継続は「覚悟」とワンセットだ。

覚悟がなければ継続出来ないし、継続することで覚悟もますます醸成されてゆく。

「継続と覚悟は夫婦」みたいな関係か。

覚悟のない人でも継続してゆくことでそれが固まっていったり、

覚悟が最初は確固たるものだった人でも、継続してゆかないとそれが摩耗していってしまう。

 

「俺も続けて行こう」。

 

昨日はそんな思いを新たにした。

いい芝居は確実に人生に直接メッセージを送ってくれる。

 

朝。

懇意の慶應義塾大学上村先生らが「イグ・ノーベル賞受賞」の吉報に接する。

三年ぐらい前から仲良くさせていただいているが、

「虫のペニスが専門分野です」と聞いて盛り上がったっけ。

研究という領域も継続やら覚悟が問われる世界はないはず。


「いつ報われるかわからないけど、続けてゆかなければいけない」。


こんな気の遠くなるような壁に毎日向き合うのが学者や研究者、

つまりは芸術家も含めた文化に生きる人たちの生き様なのだろう。

目の前の今月の売り上げだけに明け暮れるサラリーマンの世界も

それはそれで無論大変だろうが、

そんな効率とは真逆の長期的視野に立つ人たちの存在も忘れてはならないと思う。

 

「非効率より効率」ではなく、

「非効率も効率も」認めるそんな懐の深い世の中であるべきだと、しみじみ感じる。


どちらに心血を注ぐにしても問われるのは継続と覚悟なのだ。

虫のペニスだって無視できないほど屹立する巨大なる宇宙がそこにあるのだろう。

 

 

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