世の中を「和」ではなく「積」で動かすことが
売れるということなのかもしれない。
面白い本も、面白い編集者との積で作られる。
その解がさらに営業との積になり、
そしてさらに取次さん、
書店さんで積の連鎖が続く。
さらには読み終えた読者との積がクチコミとなってさらに連鎖する。
本のみではない。
芸人がマスコミで売れて行く図式も積だ。
受信者が発信者になる。
面白がってくれる人が今度は媒体となってゆく。
マイナス面で言うと炎上も同じ図式。
あ、積み重なるのも「積」という字だったよね。
「積」とは「かける」ことで、かけるとは「賭ける」でもある。
「こいつのためなら、リスクを負ってもいい」と思わせられるか。
さ。
本屋さん回り。
積み重ね。
作家でもないのに商業ベースで出版させていただいている感謝を胸に、痛みを肩に。
天下の大師匠 談志 の
無茶振りに耐えつづけた9年半で手に入れた、
”笑う”コミュニケーション術