「誰を信じていいのかわからない子供たち 裏切ることを知ってるオトナたち」
(byアナーキー「レボリューションキッズ」)
千葉では幼い子が、栃木のスキー場では若い命がまたしても奪われてしまった。
事故と事件だから並列にはならないだろうけど、
「きっとオトナを信じていたはずなのになあ」と思うと切なくなる。
根っこは同じなのかもしれない。
公共の乗り物の中で赤ちゃんが泣くのすら許さないぐらいな世の中なのだから。
乳児期ですらおとなしさを要求され、
ベビーカーでの乗車を拒否され、
そして待機児童は増えて、
それを解消すべく幼稚園を建設しようとすると周辺住民から反対され、
そのくせさらにはレアなケースとはいえ虐待もされ、
変質者のターゲットにもされ。
こんな環境ならそりゃ子供を産まなくなるよ、ほんと。
で、大きくなれば
パン屋を和菓子に変えろというようなセンスの奴に道を説かれなくてはならないんだから。
何の因果だよ。
「うるせえ、バカ」だよな。
新幹線の中で赤ちゃんが泣いてたら、クレームをつけに行くんじゃなくて、あやしに行こう。
そこからだ。
談志は「ガキが悪くなるのはオトナのせいだ」と喝破していた。
これを日蓮はさらにわかりやすく、
「仏法は体の如し 世間は影の如し 体曲がれば影斜めなり」
と優しく解説してくれている。
天下の大師匠 談志 の
無茶振りに耐えつづけた9年半で手に入れた、
”笑う”コミュニケーション術