繊細で大胆で、
セコくて度量があって、
泣き虫で豪胆で。
こんな二律背反こそ芸人なんだなあ。
大将こと萩本欽一さんとうちの師匠との共通点も確認出来たし。
つうか完全相似形だ。
しみじみ思う。
みんな必死な思いで舞台に立っているんだなあって。
成功とか失敗とかじゃなくて、
「クリード」の中の「生きている実感をそこで感じたい」
というセリフそのもの。
だからあの映画に感激するんだ。
登場人物がみんな不器用な生き方をしているあの映画。
また観たいなあ。
天下の大師匠 談志 の
無茶振りに耐えつづけた9年半で手に入れた、
”笑う”コミュニケーション術