そして俺は彼女と会った。まずなぜこの街にいるのか?
音大には通って無いのか?
何故連絡しなかったのか?と問いただした。最初は逆ギレ状態だった彼女も次第に落ち着き、まず皆には合格したと言ったが実は大学には不合格だったこと、指導して貰う先生を変えたから違う街にきたこと、もう誰とも付き合わずにいたいと
いうことを泣きながら語りだした。
まぁ納得は出来ないが理解してあげようと思い俺は家路に着いた。でも嘘をつかれたことや利用されたことに非常に怒りを感じ、何とも言えない感情を抱いた数ヶ月だった。

しかし、今思うとこれは始まりの始まりだったのだろう。
普通ならばそこで終わるのだか、日本人社会の狭いことに驚くことになる。

なんと俺の語学学校で知り合った日本人の友達から連絡があり、Aの彼女ってKだよね?というではないか!?
その人私の知り合いの部屋に引っ越して来るらしいよとのこと。
そこで俺は友達に彼女と話したいんだけど連絡するよう伝えて暮れないかと言うと彼女は引き受けてくれたが翌日Kは話したく無いらしいよと言われた。
ならば俺が彼女のいる街へと訪ねるからと伝えてもらうことにしたらKから電話が来た。
俺はKにとにかくそっちに行くからその時にちゃんと話しをしようと伝え訪ねる日を彼女に伝えて電話を切った。
そこで俺の失敗は彼女はドイツでの携帯を持っておらずメールでしか連絡が取れないということだったショック!
そして遂にそのメアドも閉鎖されてしまい俺には彼女とコンタクトを取る術が無くなってしまったのである。