保護犬との関わりかた(ウチに来た子の場合) | とはずがたり~バセドウなんかに負けないもん~

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日常の些細なことをつれづれなるままに書いています。最近はバセドウ闘病記&保護犬との日々が中心です。

我が家へきた子は繁殖に使われた挙句に飼育放棄と虐待をされ、保健所持ち込み寸前でやってきました。

犬としての生活の仕方もほとんど知らず、人から愛されることも知らないような状態でした。

人、モノ問わずあらゆるものに怯えきってこれ以上ないくらいに萎縮しきった状態できた子でした。

犬には慣れていて、拾われてきた子や保護犬と接してきた(実家にて)私でも初めて見たくらいのレベルでした。
犬は初対面の人に接する時にその人の身体の匂いを嗅ぎます。ほとんどの場合はその人の手からが多いです。

この子はそうした挨拶の仕方も知りませんでした。もう成犬の年数であるにもかかわらずです。
私が挨拶をしようと噛まれるのを承知の上、下から手を差し伸べただけでその子は叩かれる時の受け身の動作を取りました。相当酷い環境にいたことがわかりました。

私はまずその子がモノでも場所でもなんでもいいので安心出来る所が見つけられるように環境を整えながら室内を完全にフリーにしました。

ハウス兼コンテナの中で震えていた彼女は時間が経つと少し顔を出し、部屋の匂いを確認していきました。
私が少し動いただけでも怯えてしまうので、彼女から近づいてくるまでは意識しないように過ごしていました。勿論食事や水等の世話はしました。

半日経つくらいのところでやっとこちらへ来て匂いを嗅いでくれるようになりました。
少し興味を抱いてくれたところで試しにゆっくりと手を差し伸べてみました。驚いて後退りしたあと、また匂いを確認して1回指先を舐めてくれました。

何とか挨拶はさせてもらえました。

上からの動きには叩かれる恐怖を感じるようだったので、下から下からで少しずつグルーミングを始めていきました。
グルーミングの範囲を広げながら「大丈夫だよ。私は絶対にあなたを裏切らないからね、見捨てないからね。」と言葉掛けをしていきました。

私に慣れてからは自分から膝に乗ってきて、私の顔を肌がカピカピになるくらいまで舐め回してきました。
「あぁ、この子はこんなにも愛を欲していたんだな」と感じ、好きなだけ甘えさせました。

数日間は赤ちゃん返り等の行動もありましたが、今では躾も5つ覚えてくれたし、ある程度距離を取った単独行動も出来るようになりました。

まだまだ犬見知り、人見知りはありますが、散歩中でも他の犬、人に興味・関心を抱いてくれるようになりました。

栄養失調からくる皮膚トラブルや全く身体のケアをされていなかったので耳や歯、爪のお手入れを進めていかなくてはいけませんが、あまりガツガツせずに彼女のペースに合わせて行こうと思っています。
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