北海道の特産品でもあるシシャモが、3年連続の不漁となりました。
北海道内でもシシャモの本場と言われる・むかわ町で10月11日解禁後
漁がスタート、例年に比べて2倍ほどの漁模様で期待されましたが、11月
に入るとペースダウンし、シケも重なり最終的には水揚げが落ちました。
漁最終日は23隻で操業しましたが、200㌔前半で終了となりました。
一昨年29.9トン、昨年18.6トンとむかわ町のシシャモは3年続いて不漁
だったわけで、鵡川漁協事業指導部担当者は「何に起因して、取れなくなって
いるのか分からないとの事、また遡上の数は決して減っていないので漁業者の
資源確保の意識は高く、取り過ぎていなくなった訳ではない」と話しております。
北海道の特産シシャモは、北海道の太平洋沿岸の比較的浅いところでしか取れない
日本固有の魚で、10月中旬から11月下旬になると特定の河川に群れを成して
遡上し、河口から10km上流の範囲で砂れきの川底で産卵します。
遡上する河川は胆振地方の鵡川はじめ、日高の沙流川、十勝川、釧路地方の
茶路川、阿寒川、新釧路川、等などです。
シシャモ(柳葉魚)はスーパーや鮮魚店で売られておりますが、いわゆる本物と
呼ばれる北海道の特産品シシャモは年間で1300㌧しか漁獲がありません。
従いまして、日本中で市販されているシシャモの殆どはカラフトシシャモで
(英名ではキャペリン)、年間2万㌧が輸入されております。
このカラフトシシャモと本物との違いは、食感や風味が決定的にちがいますが、
知らない人はカペリン種でもそこそこ美味しく感じると思います。
居酒屋さんや、スーパーで市販されているシシャモは、本来はシシャモ(柳葉魚)
とは別の種類で味や香も違うわけですから、厳密に言うと今問題になっている偽装
ではないですが、別名で販売するのがスジではないでしょうか。
ただ、このシシャモ(柳葉魚)の名称については、殆どの一般の人が知らない
だけで(最近では広く知れ渡っているようです)漁業関係者の間では周知の
事実である事と、シシャモの代用品として長年にわたって販売されてきた
経緯がありますから、偽装の問題とは全く質がちがう事例だと思います。
カラフトシシャモは10尾で100円前後で販売されておりますが、本物は
10尾で500~600円はいたします。
値段もさることながら、味については、個人差があるので何とも言えませんが、
わたし個人の意見としては“間違いなく美味しいです”一度食べ比べてみれば
納得できるのではないでしょうか。
北海道 ブログランキングへ




