時事通信より。
米政府の予防医療作業部会は、乳がんの早期発見に有効な
乳房エックス線撮影検査(マンモグラフィー)に関して、40代の
定期検診は勧めないとの勧告を発表した。
誤判定や過剰診断などを理由に挙げている。
同部会は2002年に40歳以上の女性に対して、隔年で同検診を
受けるよう勧めていただけに、新たな見解の是非をめぐって
議論が沸騰。
ハーバード大学医学部のコパンズ教授(放射線医学)はワシントン・
ポスト紙に「マンモグラフィーは何万人もの命を救ってきた。
ひどい勧告で非論理的だ」と批判している。
作業部会は16日に発表した勧告で、「誤判定や過剰診断による
リスクと受診による利益を比較した場合、40代はリスクがほかの
年齢層より高い」と指摘した。
ただ、部会はマンモグラフィーの効用を否定しているわけではなく、
「50~74歳の女性は隔年で受けるべきだ」ともしている。
とのこと。
具体的に、「誤判定や過剰診断によるリスク」ってのがどんなものなのか
わからないけど、マンモ&エコーで異常なしとの診断を受けた3ヶ月後に
がん告知を受けた身としては、検診に対してはちょっと懐疑的です。