短い”ことば”に凝縮した想い 「筆談ホステス 67の愛言葉」 | フォトリーディング読書感想文

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フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。

筆談ホステス 67の愛言葉 (青森一の不良娘が銀座の夜にはぐくんだ魔法の話術)/斉藤里恵

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難題の無い人生は、“無難”な人生。
難題の有る人生は、“有難い”人生。

喋る普段、私たちはコミュニケーションの手段として会話をしています。
その会話は“ことば”を使って行われます。
普通に会話することができる私たちは、気軽に“ことば”を使っています。
“ことば“ひとつひとつが深い意味を持っていることを、意識もしないで・・・・


本本書は、日本一の夜の街・銀座で“筆談ホステス”として働く著者が書いたものです。
彼女は、耳が聞こえないという障害を持っています。
そのため、お客様とのやりとりは“筆談”という手段です。
彼女のお客様へ贈った“67の愛言葉”を集めたものです。


akn“ことば”を発することができない彼女には、“ことば”はとても貴重なものです。
筆談で会話をするということは、必然的に短い“ことば”でのやりとりになります。
短い“ことば”に凝縮して、彼女は自分の気持ちを伝え、お客様に感動を与えています。


反省!私たちは、どれだけ安易に適当に“ことば”を発していて、そして、“ことば”を大切にしていないのか、深く考えさせられます。


書く”ことば”の力を見せつけられ、“ことば”に魅せられる一冊です。


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“涙”を止めれば、また笑顔に“戻”れます。
“泣く”のを止めれば、“立ち”あがって前に進めます。

3代続く老舗和菓子屋店の社長であるFさん。
不況で店を閉めることにされました。
お店の資金繰りにも奔走し、店に来たときはかなり痩せていました。
「今日はおいしお酒をのんで、ゆっくりしてください」
「ありがとう」
答えたFさん、今までのことを思い出されたのかのような遠い目をされながら、涙を流しました。
「店を閉めてから心にぽっかり穴があいちゃって。
最近はが止まらなくて、毎日いてばかりだ」
なんとかFさんに頑張ってもらいたい。
そこで、Fさんの書いた“涙“と”泣“という文字のさんずい部分を黒く塗りつぶしてメモ帳に書いたのです。

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星という字は、日が生まれると書きます。
辛い時は"星“を見上げてください。
きっと明日が生まれます。
そして“明日”は、明るい日に違いありません。



筆談ホステス/斉藤里恵

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