
¥1,500
Amazon.co.jp
「もし、あなたが負けると考えるなら、あなたは負ける」
サッカー日本代表、日本の中心選手、中村俊輔。13歳でマリノスのジュニアユースチームに入団、自分のプレーに自信を持っていた。
しかし、その驕りは当然の結果を招く。
3年になると、年下にレギュラーの座を奪われ、ベンチにすら入れない。
その時、メンタルを専門とする先生に出会い、
試合に勝つために強い気持ちをコントロールするいくつかの方法を教わった。
サッカーノートはそのうちの一つだった。
サッカーノート①目標
②ゲーム
③トレーニング
④イメージ
⑤メンタル
【目標】
最初のページには、短期、中期、長期の目標を分けて記す。
書くのは決意表明であり、漫然としたことは書かない。
【ゲーム】
試合の前には、「これからどう試合に臨むか」、試合の後には、攻撃面、守備面のプラス面、マイナス面を書き、課題や次の試合に向けて何をしなければならないかを明記する。
【トレーニング】
練習が終わった後にはそのメニュー書く。その練習の意図を記録しておくためだ。
体は忘れてしまっていても脳だけでも呼び覚ませれば、ノートに書いた意味がある。
【イメージ】
頭の中に、サッカーにおける無数の場面がストックされている。ノートにイメージ画を描くのは、イメージがないと体は動かないからである。あらゆる場面で“何かやろう"としたとき、頭の中にその完成計が描かれていれば成功する。
【メンタル】
サッカーノートの極意です。
1998年2月
自分を信じる。
オレより練習やっている奴はいない。
絶対に勝てる。
もし負けていたらまた勝つ努力をすればいい。
限界はないから、自分が100%出したと思っても、絶対まだ100%を越えられる。
限界は自分が勝手に作っている。
2002年7月22日
自分が浮いていると感じても、力がないと感じても、サッカーがうまくいかなくても、努力だけはやめてはいけない。
カベから逃げると次のカベもまた逃げる。
カベを乗り越えようとしているときが、一番きついけど一番伸びているとき。
2004年3月31日
誰にも負けない。ここで負けたらこの先またカベに当たったら、またそこで逃げるだろう。
負けぐせがつく、逆にこの悔しさをいいステップにして、また上に行けばいい。
あの頃があったから今があると、この先言えるようにするためにも今から変わる。
絶対負けない。その先は明るいことばかり。
そうするためにも絶対妥協しない。
負けない、誰にも。
一番になる。
2004年10月18日
試合に出られないのは、自分の力がないから。
ふてくされている時間、落ち込む時間があるなら、自分に足りないものは何かを考えて、練習し、監督にアピールし試合に出て、結果を出す。
努力しろ。
俊輔は、自分を励ます言葉をこんなに自分にかけていたのです。
ノートを書いているうちに、試合でも結果が出るようになってきた。こういう努力の仕方をしていれば、結果がついてくるんだと信じることができたと言う。
15年間、書き続けている。
「サッカーノートだけが自分の拠り所」と言っています。
自分にかける言葉の力は大きい。◎自分に勝つ
◎自分を信じる
◎自分に負けない
書くことは、ただ書くという行為以上の大きなものをもたらします。
書くからこそ、生まれてくる言葉はあります。
書こうとするからこそ、思いが定まったりします。
書いているからこそ、浮かんでくる気持ちがあります。
自分の内面と真剣に向かい合うことです。自分に問いかけ、自分に書く。
それが自分を育てる。
もっと自分に言葉をかけよう!
「もし、あなたが勝てると考えるなら、あなたは勝つ」
目次
ノートを公開する前に
サッカーノートとの出会い
第1章 目標-俊輔がつなぐ夢1995‐2009
第2章 書き方
第3章 ゲーム
2002年、僕がノートを書かなかった理由
第4章 トレーニング
第5章 メンタル
第6章 イメージ
第7章 記録
第8章 俊輔がつくるサッカーノート
僕の変わらない部分と、変わった部分