いつも自分を新しくする 「しがみつかない生き方」 | フォトリーディング読書感想文

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フォトリーディングで毎日2冊以上の本を読み、毎日1冊以上の書評ブログを書きます。  「読む読書」⇒「アウトプットする読書」 さまざまなジャンルの本を読み、ポイントを押さえわかりやすくお伝えします。

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)/香山 リカ

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「ちっぽけな幸せがなかなか手に入らない」


著者の精神科医、香山リカさんは自分の診察室に来る患者の“しあわせ”が変化してきているのを感じています。

「高望みはしてない、あたりまえの幸せが欲しいだけ」

そんな社会になってきているのです。


ガックリ日本は毎年3万人以上が自殺しています。
毎日100人近い人が自らの命を絶っています。

先進国の中で、もっとも自殺率が高い、
「幸せ」を感じならない国なのです。


ドクロ週に5日以上、フルタイムで働き続けることができなくなると、
あっという間にホームレス、ネットカフェ難民、孤独死・・・・

利益や効率に捉われる。
社会に隙がないからです。


いったんレールから外れたらおしまい。
人を助けることをしない。


ショック!みんながおかしい社会だと思っています。
「ふつうに幸せ」になれないのです。


どうすれば、「ふつうの幸せ」を手に入れられるのでしょうかはてなマーク


人はいろんなことにこだわり、依存して生きています。

依存するということは、その対象が崩れると自分も崩れてしまうということです。


本本書は、その依存しているものに「しがみつかない」心と姿勢を持つことを説いています。


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●「飽くなき成功願望」ゆえに満たされない
「まだ成功のチャンスはある」とそそのかされ、社会に啓発されても、なかなかの望んだような幸せは手に入らない人は、その後どうなるのか。
そうすると「やっぱりだめだ」と落ち込んでうつ状態になり、精神科の診察室を訪れる人もいる。
「どうしてこんなに努力しているのに幸せになれないのか」と怒りを覚え、家族やまわりの環境のせいにして攻撃したり、成功しているように見える人に嫉妬したりする人もいる。


●「私が私が」で人も企業も病んでいく
「私はすごい」「実はセレブなんです」と半ば強制的に自分を誇大広告的に周りに見せるような仕組みを取り入れたところ、みんな疲弊し部局の協調性もなくなり、個人のレベルでも企業全体としても、マイナスの効果しか得られなかった。


●人間の狭量化を加速させた同時多発テロと小泉改革
いつ自分がテロの犠牲者になるかわからない。少しでも自分と違う人は排除しておくに越したことはない・・・・なるべく他者のことなど考えずに自分の安全、安心、進歩や成長のことだけ考えて生きるしかない。


●水に流すべきことは流す
個人的なマイナスの記憶については、人はなかなか水に流せない。水に流すべきことは流して、明るい未来に向けて目を向ける。
ところが、社会的なマイナスの記憶や権力側が犯した過ちについては、まるでなかったことにするかのように、すぐにさらさらと水に流してしまう。流すべきでないことは流さずに、きちんと向き合ってその責任を追及する。


●まだ根深い「お金が第一」の価値観
経済危機などの結果として、「そう思わざるをえないから」と泣く泣く受け入れていることにすぎない。私たちはまだ、「お金にしがみつきすぎる生き方や社会は、本当の意味では人間を幸せにしないのではないか」という問題を真剣に考えてはいない。


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ナゾの人人は得たものに縛られています。

所有しているもの、誰かとの関係、職場での仕事、報酬、期待する未来・・・・・


不安な社会だから、ちょっとしたものでも失うのが怖い。

だから、依存してしまうのです。



注意でも、一番自分を束縛しているものは、自分自身の考え方です。

同じような思考習慣や環境からは、同じような考えしか出てきません。



NEW新しい考え方や知識、違う環境、違う視点とアプローチ方法・・・・・

今の自分の頭の中に「しがみつかない」ことが最も大切ですね。




目次

序章 ほしいのは「ふつうの幸せ」
1章 恋愛にすべてを捧げない
2章 自慢・自己PRをしない
3章 すぐに白黒つけない
4章 老・病・死で落ち込まない
5章 すぐに水に流さない
6章 仕事に夢をもとめない
7章 子どもにしがみつかない
8章 お金にしがみつかない
9章 生まれた意味を問わない
10章 <勝間和代>を目指さない