うちの会社は物流会社なのだが、一般の物流会社とは違う。

某遠隔地工場(納入先)のために、製品を集約し荷量のボリュームを大きくし多頻度納入をする会社である。

そのため、納入先毎に各一人の担当者(物流担当)がいる。

荷主は納入先に製品を納めるメーカーなのだが、メーカーの規模も大小ある。大きなところでは、一メーカーで工場をいくつも抱えているところがある。
例えば、A社が工場を10工場抱えている場合、10工場の出荷担当者から物流担当へバラバラに問い合わせがくる。

納入先で、何か問題があると(例えば、何らかの理由で生産ラインが止まったなど)一斉に荷主の出荷担当者から問い合わせがくる。

問い合わせの多くは、生産ラインが止まった理由。その理由が出荷した工場の製品が原因で止まったかどうかが一番の理由。

第二に、生産ラインの復旧がいつになるのか。

第三に、製品の納入方法変化や挽回納入の方法の問い合わせ。

その問い合わせが数社なら対応できるのだが、荷主の取引会社は例えば150社程度としたら、工場出荷は300ヶ所になる。

その問い合わせが、一気に一人に電話やメールで一斉にくるのである。

物理的に不可能だ。

その不可能なことを、当事者意識がなく各担当の責任であると考えている管理職は、生産ラインが止まった際は、物流担当をフォローや助けるのではなく、まずは恫喝する。そしてなぜ生産ラインが止まったかの理由を納入先に探らせる。それは、全て管理職がただただ知りたい情報で、知ったところで何も手を打たない人間である。無駄なことである。

その管理職と300ヶ所の出荷担当者からの問い合わせが、生産ラインが止まらなくても通常でも、ひっきりなしに電話やメール、FAXが受信している。
また、メーカーは出荷担当者だけでなく、品質担当者や営業担当などからも一物流担当に様々な問い合わせがくるので、全てに対応できず、対応できたとしても時間が遅くなり問い合わせた本人が先に帰宅しているということはざらである。

それが、月曜から金曜まで毎日続くのである。
また、土曜出勤があると、普段以上に問い合わせが届くのである。