皆さま、こんにちは。

男性育児に挑戦中のダンイクです。


私は、約1年間の長期の育休を取って、妻と娘を育てているサラリーマンです。


我が家は、結果的に保育園に入れなかった⁈ので、妻が育休を延長し、私は来月に復職することになりました。


「保育園に入れなかった⁈」の表現が気になる方は、過去のブログをお読みください。 




先日、妻が育休延長の挨拶にと職場に行った時のことです。育休前と人事担当者が変わっていて、新たな課長に挨拶したそうです。


妻が、「保育園に入れなかったので、ご迷惑をおかけしますが育休を延長します」と伝えたところ、


その時に、課長(男性)から言われた一言。


「どうせ育休延長希望なんでしょ⁈」




初対面の育休者にこんな一言を言う課長を、皆さんはどう思いますか?


妻は、その場は苦笑いで耐えたそうですが、家に帰ってから私に怒りをぶつけてきました。


妻の気持ちも分かります。私も怒りがわいてきました。


職場から見れば育休者を増やしたくない気持ちはもちろん理解できます。


が、それにしても育休者の気持ちを考えることなく、自分の怒りを単にぶつけただけの酷すぎる一言だと思いました。




我が家は、夫婦共に復職の意思は強くあります。その反面、子供と一緒にいたいという気持ちもあります。


保育園選びも真剣に取り組みました。その後、お互いの職場環境等も考えながら保育園に入れるべきかどうか夫婦で相談しました。


保育園選びの難しさについては、過去のブログをご参照ください。



熟慮を重ねた結果、我が家は妻の育休延長という結論を出しました。様々なプロセスを経て決めたものであり、ただ休みを延長して楽をしたいという単純な理由では決してないのです。


人事の方にはこのプロセスは見えずに、育休延長という結果だけしか伝わらないため、職場にとって迷惑をかける育休者に怒りを持ったものと思います。


しかし、その怒りをそのまま育休者にぶつけてしまうのは愚策です。復職意思のある意欲ある職員を失うおそれがあることを理解すべきです。




話はこれだけでは終わりません。妻だけでなく、私にも同じようなことが起こりました。


今週、復職があと1週間に迫った私に、職場の上司から連絡がありました。


「復職後はすぐに〇〇の案件に取り組んでもらうから、そのつもりで。復職までまだ時間あるから、今のうちに〇〇について調べておいて」


とのこと。


この上司からの連絡、皆さんはどのように感じますか?


「復職後の仕事について事前に教えてもらい気持ちの準備ができる!」とポジティブに捉えることは私には出来ませんでした。


「なぜ、育休中に仕事の準備をせまるのだろう?育休を自宅待機程度に考えているのではないか?」


と、上司に対する不信感を抱きました。「怒り」というより、何というか「諦め」に近い心境です。


この私の上司は、まさに仕事人間で育児よりも仕事優先で取り組んできた方です。


つまり、育児の大変さを知らないのです。育休を休みだと勘違いしている男性が多いことは非常に憂うべき状況だと思います。


言われたからにはやるしかありません。育児の合間をみて仕事の準備に少しずつ取り組んではいますが、モチベーションは下がり続けるばかりです。


もし私に今後育休を取得する部下が出来た場合は、「育休中に仕事の話は絶対にしない!」と心に誓いました。私の上司を反面教師にしようと思います。




妻に心ない一言を浴びせた人事課長、育休中の私に復職後の仕事の準備をせまる上司。


彼らの本音は、おそらくこうです。


「育休者は迷惑だ。一刻も早く復職して仕事をして欲しい」


「育児はそこまで大変ではないだろうから、育休中は自分の時間が持てるだろう」


この考え方は育児に取り組んで来なかった人の意見です。どちらの意見も到底賛成など出来ません。


育児休業法が施行されて、もうすぐ20年が経ちます。育休者を迷惑だと言う職場は、この20年間何をしていたのでしょうか?


育児は大変です。自分の時間などほとんどありません。育児に休みの日はありません。小さな命を見守り続ける日々です。


しかし、残念ながら、どの職場にも、こうした偏見を持った方(特に仕事に全てを注いだ熱血仕事人間に多い)は少なからず存在します。




では、こうした過去の遺物達の前時代的な意見を覆すにはどうしたら良いのでしょうか?


私は、


「一人でも多くの方が育休を(なるべく長く)取って、育児の大変さを知ることが必要だ」


と思います。


育児の大変さが分かれば、同僚や後輩にも育休を勧めることになるでしょう。その連鎖が育休取得をスタンダードにする唯一の方法だと思います。


今はまだスタンダードとは言えない状況ですので、職場によっては育休を取るだけで、もしかしたら上司や同僚からの批判にあうかもしれません。


その批判を受けて諦めてはいけません。出来る限り、職場に迷惑がかからないように対策をすることが重要です。


私が効果的だった対策は、「なるべく早く、そして具体的な育休取得予定期間を上司に伝える」ことです。この意思表示は、妊娠前でも大丈夫です。


私は妻の妊娠前に、上司に「もし子供が出来たら、1年程度の育休を取得したいと思います」と伝えました。


その時の上司は、「子作り頑張れよ」と笑っていました。おそらく真剣に受け止めてはいませんでしたが、それで良いのです。


その後、妻が妊娠した際には、上司に「前にもお伝えしたとおり、育休を1年間取らせていただきます」と伝えました。


この事前報告のおかげで、私は人が多い部署に異動させてもらい、同僚にほとんど迷惑をかけずに長期の育休に入れました。


この意思表示は簡単に出来るので、もし今後育休を取るか迷っている方は、是非試してみてください(出世を考えている方には、この方法はあまりオススメできませんが、、)


対策(育休取得の為の方法)はどんなものでも大丈夫ですが、いずれの対策においても大事なことは、【同僚達への思いやり】です。


「育休は法律で守られた国民の権利である」と、欧米風に主張する手段もありますが、日本では反発にあいやすいでしょう。日本では和を乱す行為が最も嫌われます。


自分が休むことで同僚達に迷惑がかかることは必至ですから、出来る範囲で構わないのでなるべく早くから、自分が出来る対策を実行することをオススメします。


少し早く出社して自分の仕事を少しでも終わらせる、引き継ぎメモを作成するなど、同僚達のために自分が出来ることはあるはずです。


そうすれば、きっと上司や同僚、人事担当者さえも、育休者に思いやりを持ち、快く育休へと送り出してくれるはずです。


あなたのその一歩が、これから育休を取得する方々の後押しとなります。周囲の批判に耐え勇気を持って育休を取ってください。


今後、一人でも多くの方が育休を取得し、それが連鎖し、その結果として、男性でさえも育休を取ることが当たり前となる世の中が来ることを私は願っています。


私の育児もまだまだ続きます。育児は大変ですが、子の成長を間近で見れた時は日頃の疲れが吹き飛ぶくらいに感動します。


ぜひ皆さまも育休を取って育児にチャレンジしてみてください。そして、その大変さをぜひ分かち合いましょう笑


以上で本日のブログを終了します。最後までお読みいただきありがとうございました。