「阪神タイガースと世間話」の回にも書きましたが、私は小さい頃から野球観戦が好きだったわけではありません。むしろ野球中継を嫌っていました…
野球中継のために、見たい番組が無くなってしまうことがあるからです。


私が小学校低学年ぐらいまで欠かさず見ていた番組は金曜日の「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」日曜日の「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」です。
他にもいろいろ見ていましたが、この4番組は用事で見られない時など、録画をして見るほど欠かさず見ていました。そして、野球中継などのために、番組中止の際には泣いて悲しんでいました(本当に泣いてました)。


今思えば、この4番組のことは本当に楽しみにしていましたし、楽しく面白く見させていただいていたのですが、それ以上に、この4番組を見ることは日課になっていたので、その日課が崩れることに困って泣いていたのではないかとも思います。

ブログを始めた頃にも書きましたが、私は急な予定変更がとても苦手でした。急な行き先変更などが起こると、半日は立ち直れないほどのショックを受けていました。

私の中で、金曜日に「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」を、日曜日に「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」を見ることは、ルーティンとなっていたので、その番組が放送されないと、私はルーティンが崩れてしまい、その番組を見る代わりに何をして良いのかが分からず困り果ててしまっていたのです。

「予定変更が苦手」と聞くと、行き先の変更や仕事の変更に対応することが苦手なのかなと思われるかもしれませんが、私の場合、見る予定だった番組を変更しなければならなくなっただけでも、ものすごいエネルギーを消費していました。

今は、テレビ自体をあまり見ていないということもありますが、昔より柔軟に対応ができるようになりました。今の私は日課やルーティン自体があまりないのですが、その日課やルーティンができない状況になってもあまり困らなくなりました。
いつ頃から、臨機応変にものごとを考えられるようになったのか、また今度、過去を振り返りながら、ブログの中で考察してみようと思います。