Hi!
今、僕は、ウィーンのATP250の予選に出場していましたが、残念ながら3回戦で負けてしまい、本選には出場できませんでした。
でも、この数週間は、僕にとって大変エキサイティングでした。
日本からは1週間くらい前に戻ってきました。
皆さんもご存じのように、楽天オープンでは、相手をマッチポイントまで追い詰めながら、初戦で負けてしまいました。
ATPポイント45を稼ぎ、ATP500の2回戦まで進めるビッグチャンスだったのに、悔しくてしょうがなかったです。
その日は相当落ち込みましたが、数日たつと、いい試合ができたということと、確実に自分が成長していることを実感できました。
今までは、楽天オープンのようなプレーはできていなかったし、1年前には、イストミンのような選手からマッチポイントを握れるなんて考えもしなかったことです。
この日本でのイストミンとの試合や、バチスタやティエムのようなトップ選手との練習は、僕にとって素晴らしいモチベーションアップにつながりました。
レベルが高くなってくればくるほど、質の高いボールをよりハードに打っていかなければなりません。
その意味では、僕は、そのレベルに少しずつでも近づいている実感があるので、彼らのランキングに惑わされることなく、ゆっくり着実に近づいていくことが必要です。
大事なことは、これは僕の信条ですが、「日々の”過程”を生きること、そしてそれを楽しむこと」だと思います。
日本を離れるのは寂しいことです。
そこには、多くの友達と家族と、素晴らしいファンがいます。
スペインでは、ほとんどの人が、デビッド・フェレールさえ知りません。
信じられますか?
日本では、こんな僕にでも、ファンが練習コートから引き上げるときに、プレゼントをくれるのに!
だから、日本ではもっとゆっくりと過ごしたいと思います。
でも、僕がまだまだ成長している限りは、今後もっと日本に来るチャンスは広がっていると思います。
本当に日本での皆さんの応援やサポートには感謝しています。
今後のスケジュールですが、バレンシアのATP500の予選に出場し、その後は、シャーロッツビル(バージニア州、USA)、ノックスビル(テネシー州、USA)のチャンレンジャーに出場し、今年を締めくくろうと思っています。
あと残りの試合も、自分のテニスを信じてプレーしたいと思います。
いつも応援ありがとうございます。