Hi!太郎です。
先週はブログをアップできなかったけど、バレンシアで数日トレーニングしてから、2,3日前にバンクーバーに来ました。
今週は、コーチが一緒じゃないので、タフな一週間になると思いますが、ここは、今までのツアーで来たどこより最高の場所で、泊まるところもきれいです。
ここバンクーバーは、海が緑色でとてもきれいです。
多分、チャレンジャーレベルでは、最も素晴らしいトーナメントのうちのひとつであり、僕にとっては間違いなく最高です。
日本人の選手もたくさん来ており、彼らと交流できるのも楽しいです。
このトーナメントのおもしろいところは、ほとんどすべての選手が、ホストファミリーの家に泊まっていることです。
これは北米ではよくあることだそうです。
僕は、このシステムはいくつかの点で優れていると思います。
まず、選手にとっては、滞在費用を節約できることです。
ホテルに1週間泊まれば、いくら安くしてもらっても400ドルはかかります。
お金が節約できるのは、いつも経済的に苦しんでいるチャレンジャー大会の選手にとっては、大変ありがたいことです。
もうひとつは、トーナメント側にとっても経費が節約できることです。
ヨーロッパのトーナメントでは、トーナメント側が選手へのホスピタリティーとして数日間の宿泊費は支払ってくれたり、安い料金を設定してくれていますが、北米ではそのようなことをしません。
代わりに、ホストファミリーを募って、彼らの家に選手が泊まれるようなっています。
そうすることで、ホストファミリーもプロテニス選手と一緒に過ごす時間を楽しんでいます。
自分たちに応援する選手ができるということは、それだけ試合観戦もおもしろくしているということです。
このような楽しみが、今のテニスには足らないと僕個人的には思っています。
テニスの場合、サッカーや野球のように人々がもっと中に入っていって楽しむということがないように思います。
トーナメント側もATPも、もっと大会や選手に興味をもってもらうように、テニスを楽しむプロモーションをしないといけないと思います。
今後、テニスにエンターテイメントとしての価値があがることを期待したいです。
究極のところ、人々は楽しさを求めているのであり、スポーツイベントにも単なる観戦ではない、エンターテイメントの要素が求められているのです。
さて、これからオーストラリアの選手と1回戦です。
いつもそうですが、タフな試合になるでしょうが、一日でも長くこのバンクーバーに残れるように頑張ります。
いつも応援ありがとうございます。