東京都庭園美術館『マスク展』行きました | danielrokeのブログ

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2014年の大晦日に書き始めたブログです。最近は一口馬主関連のこと中心に書いています。

  NHK Eテレ「日曜美術館」のアート・シーンで紹介されて行きたかったのが『マスク』展です。

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  行きそびれているうちに会期終了まであと僅か、ようやく行ってきました。


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   東京都庭園美術館は、1933年に建てられた旧朝香宮邸をそのまま美術館として使用しています。アール・デコと呼ばれる西洋建築様式を取り入れた建物が美しく各部屋を見るだけでも楽しいのですが、今回はそこに世界各地のマスクが展示されます。
  展示されるのは「フランス国立ケ・ブランリ美術館」の所蔵品。ケ・ブランリ美術館は雑誌の特集号を見て以来、行きたい場所の一つでしたが行く機会がありませんでした。

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芸術新潮2007年3月号


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  北アフリカから始まってオセアニア(特にパプアニューギニア) ・中南米・アジア、各地のマスクと建物の雰囲気が不思議にマッチした良い展覧会でした。
  今回の展示は主に儀式や祭礼に使用するものでしたが、マスクと聞いて私がイメージするのは呪術的なものです。呪いのための釘がビッシリ打たれた北アフリカのマスクをナイロビの土産物店で見たことがありますが、怖すぎでしたね。今回はその種のマスクはなし、もっとも危なくて持ってこれませんね…。アフリカサッカー連盟の公式ルール「代表チームに呪術師を同行させてはならない」。つまり呪術の効果を信じているということです。馬鹿にしている訳ではなくて、アフリカはその種の雰囲気を感じる場所です(説明になっていませんが…)。
  残念だったのは、関連商品の売り切れが目立ったりこと。「マスクのポストカード」もっと種類があったはずですが、残っていたのは地味な2種類だけで購入せず。もっとも、美術展の鉄則「会期の早い時期に行くこと」に反していますからやむを得ないですね。図録もあまり良くなくて購入せず。
   従って、展示物の写真はありません。最初の写真にちょっと写ってますね。
   
  会期は6月30日(火)まで、会期末までに休館日はありません。東京都庭園美術館は、目黒駅から徒歩で7分程度です。