「府中の千八、展開いらず」と言ったのは大橋巨泉さん。巨泉さんが競馬評論家だった時代とはコースレイアウトが変わったが、能力重視で買える希少なコース。あとはハンデをどうみるかである。速いペースの逃げ得意マイネルミラノだが、長い向こう正面どうしてもスローペースになりそう。
◎１１マイネルミラノ５５キロ 前走は小回りコースで単騎逃げが見込まれ１番人気、皆の思い通りにいかないのが競馬。府中で人気を落とすなら、むしろ狙い目。前々走だけ走れば好勝負。
○１８サトノアラジン５５キロ ２歳秋・昨秋と期待させておいて今ひとつだったが、前走の末脚は本物。本格化なら、ここは通過点。
▲①パワースポット５２キロ 前走の福島コースで１番人気は馬に気の毒というもの、長い直線でこそ末脚が生きる。横山典が続けて騎乗で５２キロ、好条件が揃った。
△１７アルバタックス５４キロ オープン４戦目、そろそろ。
△１４ヒュウマ５４キロ 大箱向きの走り、距離短縮は好材料。前で粘りこめれば。
京都１１Ｒ 平安ステークス 予想
唯一のダート１９００mGⅢ、１８００mで実績のある馬たちがずらりと揃った。プラス１００mが微妙に明暗を分けそうな気がする。アジアエクスプレスの逃げをクリノスターオーがマークする形は、アンタレスSと同じ。前残りのレースを望まない組が早目に動くと、追い込み勢が殺到…。
◎１２ローマンレジェンド 前走は大きな不利、最内枠に入った前々走はコースが開くのを待って５着。年齢的な衰えはなく得意の京都、初の１９００mも問題ない。
○①インカンテーション そろそろGⅠを望んでも良さそう。ここはGⅢ、必ず飛んで来る。
▲１６マイネルクロップ 重賞連勝中で京都巧者、それでも人気薄？
△③ナムラビクター プラス１００mの恩恵が一番ありそうなのが、この馬。
△④アスカノロマン 乱戦になると怖いアグネスデジタル産駒。
「モンゴル大紀行」開高健 写真 高橋曻 朝日文庫
「モンゴル紀行」司馬遼太郎、「草の海」椎名誠 等
モンゴル本にハズレなし。