ノルウェーではやっとコロナが落ち着きをみせはじめた3月。まだまだ感染数は多いけれど、病気持ちの人でなければインフルエンザや風邪のような感覚でかかる病気という印象になってきました。
周りの友達からは、「うちも全員終わったよ」、「うちも全員終わった」というような報告があちこちから聞こえました。
日本での隔離も少しずつ緩くなってきて、3回ワクチンを打てば羽田で隔離しなくとも自宅まで帰れるようにルールも少しずつ改善してきていました。
そこで最後の育児休暇。思い切って家族4人で日本に帰るチケットを取りました。1か月!もう仕事を始めたらこんなに休みが取れることはないでしょう。一人目の育児休暇の時はコロナでダメになったので、今度こそは!と思っていました。
5年帰っていない日本。息子もまだ一度も日本に行ったことがありません。チケットを取った日から喜びが湧いてきて、あれをしよう、これをしよう。こんなものを食べよう。ホテルを探して、日本で暮らしていることを想像しては、ワクワクして。夫のビザ申請を頑張っておりました。(コロナで入国できる外国人に制限があるのです。しかも書類は10種類くらい用意しなくてはいけなくてとても大変で2週間以上費やしました。)
息子や娘にも、日本の話をしていました。「飛行機に乗ってじいじとばあばに会おうね」「日本に行ったらじいじにくまさんのお弁当箱を買ってもらおうね(おべんとうの絵本が好きなので)」「日本に行ったらメロンパンやあんぱんが食べれるよ」「君の好きなおさかなの缶詰がすきなだけ食べれるよ」
息子にたくさん日本を見せて経験して美味しい料理を食べさせてあげれる。すごく楽しみで仕方がありませんでした。
私が日本に行けないのは国際結婚した私の自業自得というか、海外に移住した自分の覚悟、責任があるから仕方がないとしても、両親に可愛い小さな孫を触らせてあげたい、一緒に過ごさせてあげたい。子どもたちにももっとおじいちゃんおばあちゃんと過ごしてほしい。両親もとても楽しみにしてくれていたと思います。それに父の病気のこともあり、どうしても今のうちに、小さくてかわいい子どもたちを見てもらいたい。
それなのに、チケットのキャンセル。。。
4月の20日ごろのチケットなのに、3月に入ってキャンセルのメールが。
こんなにあっけないんでしょうか。
すぐに5月のチケットを取り直しましたが、こちらもよく考えたらロシア経由。戦争は長引きそうだし、このままだとこちらもただキャンセルで終わりそうです。
ロシアを通らない南回りの便を探しては見るも、なんだかよくわかりません。南回りがニュースになっているANAでさえ、実際は欠航が多く、一部が南回りになったということのようで。
もう何をどうしたらよいのか。
コロナより悪いことなんて起きないと思っていました。
日本のニュースを見てみましたが、映像も本当に残酷そのもの。
建物が粉々に破壊され、残骸ばかり。
ロシア軍が入ってこないように橋を壊したり、2週間たった最近では病院も爆撃されて、妊婦さんがケガして運ばれている様子も。私と同じ幼い子供を持った家族はどうしているんでしょうか。戦争の真っただ中で出産した方もいらっしゃいます。考えられません。ただでさえ大変なのに、パパは戦地で戦うため、ママ一人で幼い子を連れて非難しなければならないでしょう。そんなの可能なんでしょうか。
雪も降ってとても寒そう。
夜はどうやって寝ているのでしょうか。
何のために破壊するのでしょうか。
せっかく人々が平和に暮らしていた生活、家を壊して、何の意味があるのでしょう。
たくさんの人がケガをして命を失って、避難して、、、。
なんのためにそんなことをしなくてはいけないのでしょう。
これだけ壊したものをまた立て直すことを考えると、膨大な時間と労力とお金とが必要になります。
戦地でのウクライナ人の心境を思うと、私の日本帰国なんて本当に贅沢な願いにすぎません。
でも、この戦争をやる意味が、本当に分からない。
人間のしていることとは思えません。
ちょうど2年前のこの時期3,4月にも、一人目の育児休暇中にコロナが流行り出し、テレビを見てとても恐怖でいっぱいになりましたが、またこの戦争のニュースを見て、鬱になりそうです。映像の残像が一日中頭から離れないし、夜も戦争のことを考えてしまって、日本に帰れないんじゃないかと不安になってしまって、寝付けません。
もう二人の子供の親なのだから、精神状態もしっかりしないといけないのに、すぐ涙が出そうになったり、まさにお先真っ暗という気持ちです。
なんでもなんとか目標はやり遂げる、やり抜く私ですが、さすがに戦争はどうにもできない。お手上げです。少々チケットが高くても時間がかかっても、今回はなんとしてでも日本に帰りたいけど、もし飛行機が飛んだとしても、子供二人連れて、戦争の最中に飛行機で飛んで、もし何かあったらとも思うと、とても不安になります。
どうか、どうか、早く、一刻も早くこの戦争が終わりますように。
P.S.
でも、そんな真っ暗闇の私の心に唯一火を灯してくれるのは、
『ままー?!❣️‼️
ただいまーー‼️❣️』と元気よく帰ってくる息子と、
なんでもケラケラ笑う娘![]()
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そして、
小さな喜びは、8年経ってやっとこちらのスーパーで見つけたカボチャ🎃でした。
まだ希望はある❣️‼️
と思えた小さな出来事でした。



