外国語会話の習得の基本は耳コピ? | Daniel Cat's Blog ダニエルキャットのブログ

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読み書きは別として、外国語会話習得の基本は「耳コピ」だと思うのです。

古い言葉ならば「声帯模写」でしょうか。

テキストブックの表記などを全く気にせず、聞こえた音の通りに再現すれば良いわけですが、そのように心がけても、日本語を母語とする人(普通に言えば日本人ですが)が中々区別しない、または区別しにくい要素があると思うのです。

1.声調
中国語が代表的ですが、タイ語なんかもそうですし、ベトナム語なんかも確かそうじゃなかったかと思います。
これは声調によって全く意味が違ったりするので重要です。

2.子音だけの発音
お隣の国の人は「日本人はkimchiをkimuchiと発音する。ウェーハッハッ!」などとおっしゃってますが。英語のkick、spoonなどもkicku、supoonになりがちですね。
あんまり気にしなくても良いような気がします。

3.有気音と無気音の区別
日本人の発音する、k、p、tのような発音は息の吐き出しが足りないらしく、g、b、dに聞こえることがあるらしいです。逆に中国語が母語の人達の発音する「僕」はどうしても「ポク」に聞こえますが。
また、ヒンディー語が母語の話者も有気音と無気音に非常に敏感なようで、聞いた話ですが、日本人が発音する「会社へ行きますか?」の中の「会社」の中の「カ」と「ますか?」の中の「カ」は明らかに違うらしいです、「k」と「kh」の違いらしいのですが。
相手が聞き分けていると思うと、変に意識して「アウッ、アワワ」状態になってしまいます(^_^;)

4.二重母音とか母音の長さとか
英語で言えば「caught」と「coat」の違い、「bought」と「boat」の違い。「コート」と「コウト」、「ボート」と「ボウト」みたいな?却って昔の小説なんかにはそれぞれの後者のような表記がありましたよね。

幼児が(時によっては周りの神経質な大人を苛立たせるくらいに)同じ言葉を意味もなく何度も繰り返したりするのは、とても重要なのことなのだなと海外で生活するようになって初めて解りました。