赤道 明野照葉著 | Daniel Cat's Blog ダニエルキャットのブログ

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最近、「バンコク」、その中でも「ヤワラー」という「キーワード」を含む小説を探して読んでいますが、その内の一つがこの小説「赤道」です。

ちょっと残念なのが、ぱっとしない商社の駐在員である主人公のアパートが「ヤワラー」であるという設定。

経済的な理由だったら住むところ、他にも沢山ありますからね。

ヤワラーを描くならば、ジュライと言わなくてもせめてスリクロンあたりに2、3ヶ月滞在しながら書いたらよかったんじゃないかなーと思います(谷恒生さんは楽宮ではなくてスリクロンに泊まってたという噂がありますね)。

当時だったら、思いのほか日本人がうろうろしているのを見て考え直したかもしれません(^_^;)

yawarat




それを考えたら、台北旅社に住み着いて小説を書いていた岡本朋久先生はやっぱり偉大だなーと思います。

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