先日、アメリカ人ノンフィクション作家の書いた、飛行機に関する本の日本語訳文庫本を読んでいて引っかかったのが、ところどころに出て来る「つめ車とレンチ」という言葉。
「つめ車とレンチって何???」
文脈から想像するに原文は恐らく「ratchet wrench」となっているのではないかと。
普通に「ラチェットレンチ」で良いのでは?
ホームセンターで「つめ車レンチはどこですか?」と聞くよりも「ラチェットレンチはどこですか?」と聞いた方が目的の物が容易に手に入ると思うのですが。
どうでもいいと言えばどうでもいい事ですが、散歩中に小石につまずくようで、何かこう読んでいてテンションが下がります(^_^;)
面白い本だけにちょっと残念でした。
そう言えば、昔、英語教材専門の出版社が出していた英語学習雑誌の記事で、翻訳例の中の「pickup」の訳が「軽トラ」になっていたことがあります。
多分、記事を書いた人にとってどんなものか直ぐに想像がつかなかったので、英英辞典か何かを参照した結果、「pickup=light truck」となっていたので「light truck=軽トラ」と訳してみたのではないでしょうか。
車関係の雑誌をたまにでも読んでいるような人ならば「ピックアップ」と素直に訳したのでしょうけれど。
アメリカ現代小説には、自動車に関する描写が頻繁に出てきて、自動車が人々の生活の中に深く入り込んでいるのだなと感心しますが、そこでもう一つ気になるのがエンジンの「連結棒」という言葉です。
これは恐らく「connecting rod」の訳なので、今の時代ならば「コンロッド」でよいのではないかと思うのです。
もし「連結棒」と訳すのならば、統一性を保つために「steering wheel」は「ハンドル」ではなくて「操縦転把」としなければなりませんからね(^_^;)