谷恒生さんの「バンコク楽宮ホテル」(日本の図書館などで借りようとしてもボロボロになって書庫入りしていたり、また、買おうとしても新品が中々手に入らないのですが、昨年シンガポールの紀伊國屋で発見して購入しました)を最近繰り返し読んでいます。
背景となっているバンコクは80年代らしいですが、私が初めてバンコクに来たのはそれから10年後の90年代でした。
当時はまだ楽宮旅社もジュライホテルも営業していました。
現在は閉鎖されており、跡地には昔宿泊していた人が感慨深げに佇んでいたり、「バンコク楽宮ホテル」を読んだ人が「聖地巡り?」として見に来ているようです。
現在のヤワラー通り
小説に書かれているようにこうした大通りから路地に入って放射状の交差点を二、三回曲がったりするとすっかり方向感覚がなくなります。
地図を片手に茫然としている欧米人を結構見かけます。
以下は小説とは関係なくなります。
ジュライロータリー近くの台北旅社。
未だに頑張って営業しています。
現在のカオサン界隈。
テーマパークのようにおしゃれな場所になっています。
若い人たちが圧倒的に多いです。
カオサンから少し離れたチャオプラヤ-川近くにあるPeachy Guest House。
20年前は一泊130バーツでしたが今は120バーツに下がってました(^_^;)
部屋の様子は当時とほとんど変わっていません。
以前もこんな感じでした。
そう言えば、台北旅社もほとんど変わっていません。
不思議です。
地味に手入れをされていると言うことでしょうか、それとも昔からボロかったから違いが分からないだけなのでしょうか(^_^;)
マレーシアホテル、2005年頃の撮影。
現在もこんな感じです。
看板などが目立たず見つけにくいのがやや難点ですが。





