バナナは皮が黄色くて中身が白いので、欧米社会で暮らす内に白人キリスト教徒的価値観を持つようになった東洋人を「バナナ」と呼ぶらしいです。
もっとも、実体験としてはそう言った意味で「バナナ」という単語が彼らの口から発せられたのを聞いたことはありませんが。
実際にそういう言い回しがあるのかどうかはともかくとして、白人だけの中で生活しているとたまに見る東洋人がとても目立って見えるということは実際に体験してます。
極端な例が「鏡に映った自分自身」です。
通りを歩いているとお店のドアが開けられた時にそのガラスのドアに自分が映り込む時があります。
その瞬間思うことは
「あっ、ずいぶん変わった奴がいる」
です。
そしてその次に
「何だ、俺じゃん!」
と気付いて愕然とするわけです(^_^;)
ただ、これは「白人化」だけではなく、インド文化の中で暮らすと「インド人化」することもあります。
友人に言わせると現在の私は日本人の常識からすると相当「インド人化」しているらしいです(^_^;)
「興味があるものを見つけると、まるで子供のように超接近してガン見するのは、一緒にいて恥ずかしいからやめてくれ」
また
「相手が到底受け入れないであろう図々しい提案をダメ元でするのも恥ずかしいからやめてくれ」
などなど(^_^;)
でも海外で暮らす時にはこの「インド人的な人格」が結構役に立つのです。
さすがに日本人相手には遠慮してますが。